レオナルド・ディカプリオ、性的人身売買容疑で逮捕のラッパーのパーティに参加「疑惑とは無関係」と情報筋
レオナルド・ディカプリオ(49)が、性的人身売買の容疑などで逮捕された米ラッパー、ディディ(54)のパーティに出席した時の写真が流出した。ディディはパーティで女性たちに性的パフォーマンスを強要させたとして告発されている。これに対しある情報筋は、レオナルドはディディのパーティに参加したことはあるが、乱交パーティとは無関係なものだったと関与を否定した。
米ラッパーの“ディディ”ことショーン・コムズは16日(以下、現地時間)、米ニューヨークのマンハッタン・ホテルで逮捕され、拘置所に収容された。恐喝と性的人身売買、売春を目的とする移送の容疑で起訴されたが、本人は無罪を主張。保釈は二度却下された。
ディディは女性たちに「見世物小屋」と呼ばれる「手が込んで演出された性的パフォーマンス」を強要したとして告発された。捜査の結果、彼の所有地からは1000本ものベビーオイルが発見された。検察によると、マラソンのような激しい性行為に参加させられた女性たちは、疲労のために点滴が必要だったという。
ディディは過去1年間にわたり、身体的や性的虐待を受けたという数人から訴えられていた。3月には性売買捜査に関連し、ディディが米ロサンゼルスとマイアミに所有する自宅が家宅捜索された。
ディディは音楽プロデューサーや作詞家、俳優、ファッションデザイナーとしても活動するほか、実業家としても成功する億万長者で、各界の著名人と幅広い交流がある。
そんなディディが過去に、俳優レオナルド・ディカプリオと親交があったことが明らかになった。
現地メディアが掲載した写真では、1998年にディディがイースト・ハンプトンの邸宅で開催した、白いドレスコードをテーマとした「ホワイト・パーティ」に、レオナルドが参加した時の様子が写されていた。
レオナルドは両手でタバコを持ち、手前に座るディディはシャンパンボトルを持っている。周囲には別の男性2人も座っており、若い頃のレオナルドが楽しそうな笑顔を浮かべている。
ホワイト・パーティにはキム・カーダシアンやパリス・ヒルトン、マライア・キャリーなどのセレブを含む、豪華ゲストが招待されていたという。
2018年にファッション誌『VOGUE』が公開したインタビュー動画では、ディディが自宅を案内しながら、自身のパーティライフについて語っていた。ディディは「招待リストの中で、ナンバーワンの人物は誰ですか?」と聞かれると、すぐさま「レオナルド・ディカプリオだ」と答えていた。
レオナルドはその後もディディと交流が続いたようで、2019年にはディディの50歳の誕生日パーティ会場で、黒いベースボールキャップとスーツ姿のレオナルドがダンスを楽しむ動画もメディアに流出している。
さらに2004年7月29日の民主党全国大会の会場では、ディディとレオナルドが隣同士に着席し、ともに大きな笑みを浮かべる場面が激写されていた。
性的人身売買容疑で起訴されたディディとの交流が明らかになったことを受け、レオナルドに近い人物は英メディア『Daily Mail Online』の問い合わせに対し、このようにコメントした。
「レオナルド・ディカプリオは、この件とはまったく関係ありません。彼は2000年代初頭にパーティに何度か出席していましたが、そこには誰もが来ていました。」
「乱交パーティなどではなく、盛大なハウスパーティでした。当時、レオはキャリアのスタートラインにいましたが、パーティはもう卒業しました。」
そしてこの情報筋は、レオナルドはディディが行っていたという性的なパーティや性的人身売買疑惑などには関与していないと強調した。
「彼はその世界とは何の関係もありません。20年以上前の数枚の粗い写真に基づいて、彼がこの事件に巻き込まれると考えるのは馬鹿げています。」
現在レオナルドは、昨年8月にロマンスが浮上したイタリア人モデルのヴィットリア・チェレッティ(26)と真剣交際している。同じ情報筋によると、レオナルドは彼女に夢中で、ディディの裁判などには無関心だという。
「レオは自分のキャリアと恋人との交際に集中しており、自分と無関係のディディの連邦裁判についてはまったく考えていないのです。」
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)