その難しさがクセになる（？）初体験のサーフィン！波との一体感がたまらない!!
海といえば「ロッドとリールを携えて静かに魚を待つ場所」といったイメージを持っている私。しかし、そんな私が釣り道具を置き、代わりにボードを持って初めての「サーフィン」に挑戦してみました。
未経験者にとっては少しハードルが高いイメージのサーフィンですが、果たして波に乗ることができるのでしょうか？ 日ごろ馴染みのある釣りとは異なるマリンスポーツではありますが、初心者なりの奮闘をお届けします。
初めての「サーフィン」まずは何から準備する？
…と意気込みはよかったものの、一体何から始めたらよいのか右も左も分からない状態…。初めて釣りに行ったときのことを思い出しました。こんなときは経験者に聞くのが一番！ ということで、同行してくれる経験者に一から教えてもらうことにしました。
【今回準備したもの】
●サーフボード
これがなくては始まらない！ 初心者には、長さと浮力があり、安定感のあるスポンジタイプのロングボードがおすすめとのこと。ネットで調べていると、最近では手ごろな価格帯のボードも多いようですが、今回は近くのサーフショップでレンタルすることに決定しました。
●リーシュコード
サーフボードと足をつなぐコード。これがないとボードが波に流されてしまうとのことです。命を守る重要アイテムといっても過言ではありません。
●ラッシュガード
水に入ることなんて全くない生活…。ということで近くのアウトレットモールでラッシュガードを購入。水温によっては寒さを防ぐウェットスーツが必需とのことです。
●サーフワックス
ボードに塗ってグリップ力を高めるためのワックス。足や手が滑らないようにするため、これも忘れずに準備しました。
最低限のアイテムですが、これらがあればサーフィンができる！ はず…。
ボードを抱えて、いざサーフへ！
サーフボードを握りしめ、いざ海へ！ 今回は、三重県は国府の白浜（通称：国府の浜）にお邪魔しました。弓なりの砂浜が南北に約3kmも続く有名スポット。遠浅かつ長い浜辺にはサーフィンポイントが8ヵ所もあり、波質のバリエーションも豊富なため、初心者から上級者まで楽しめます。また駐車場、温水シャワーもあり、コンビニも徒歩圏内にある優良ポイントです。
サーファーで賑わっているので注意が必要ですが、ここではキス・カレイ・ヒラメ・マゴチ・シーバスなどが釣れるそうです。それにしても、なんといっても広大な砂浜が続く景色が圧巻でした！
国府白浜
住所：〒517-0506 三重県志摩市阿児町国府
果たして波に乗れるのか？
初めてのサーフィン奮闘記
期待に胸を躍らせながら準備を済ませ、いよいよ入水。しかし、いつもの釣りと違い、波に向かって進むのは初めての経験。海に入ったものの、波にもまれて立つことすら難しく、まずはボードにつかまって波に慣れることからスタートしました。
少し時間が経ったところで、今度は友人に支えてもらいながらボードにうつ伏せに。よい波がくればパドリングをして波の勢いに押してもらうも、波には乗れず…。
これを繰り返すこと小1時間。一気にボードが動いたかと思えば、海面を滑るように進んで行くことができ、あっという間に波打ち際に到達しました。ボディボード状態ではありましたが、初めて波に乗った瞬間でした。
気をよくして、次はスタンディングに挑戦。「いける！」と思った瞬間にボードの上で身体を起こしますが、バランスを取るのは予想以上に難しく、気付けば転倒して水中に…。何度も波に挑んでみたものの、ボードに立とうとする度に足元が崩れてしまいます。
3時間ほど挑戦するうちに、いつの間にか波が大きくなって白波状態に。海の中を歩くことも難しくなってきたので、ここでリタイヤ…。悔しいですが、無理せず安全が一番です。
（ボードに立つことはできませんでしたが…）波と一体になる瞬間が最高の醍醐味！ 普段は釣りで眺めるだけの海ですが、サーフィンでは波との一体感がなんといっても魅力だと感じました。波の力に身を任せる瞬間は、海と一つになっているような爽快感を味わうことができ、いつもとは違った海の一面を垣間見ることができました。
颯爽と波に乗る友人
海遊びといったら釣りしかなかった私にとって、「サーフィン」は釣りとは違う海の表情を教えてくれました。そして何度でも挑戦したくなるのが不思議なところ。波に乗るためのタイミングや、立つときのバランス感覚に苦労しますが、少しでも前に進むとそれがまた大きな達成感につながります。そんな、尽きることのない波への挑戦も大きな魅力です。
次はもっとうまく波に乗れるように、また海に出掛けたいと思います！
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レポーター
プロフィール：Y
PCを前に1日が終わることも多いアラサーレポーター。普段はインドア派ですが、誘われて出掛けたタイラバとイカメタルにハマり中。美味しい魚を釣り上げたい！ アニメの影響でいつかソロキャンをすることが目標です。「趣味はほどほどに」がモットーのビギナーアングラーです。
