イエローハット新山下店 「保護猫知って」 譲渡会に約300人
イエローハット新山下店で2月20日から22日まで、保護猫100頭を集めた譲渡会が行われた。これはカー用品を扱う同社が、猫の日(2月22日)にあわせて2019年から行っている「全国交通にゃん全運動」の一環。今年は交通事故に巻き込まれやすい外猫自体を減らす取組として譲渡会が初めて企画され、期間中約300人が来場した。保護猫との触れ合いブースも設けられ、11頭が里親と出会うことができた。保護猫活動を行う(株)にゃんこ亭の畔栁敬一代表は「イベントを通して保護猫や譲渡会を多くの人に知ってもらえた」と感謝した。
猫はクラクションなどの音や光に敏感で車の前で身動きが取れなくなるため、交通事故にあいやすいという。昨年道路上で亡くなった猫は全国で推定約22万3400頭とされ、その数は殺処分の約24倍に上るという。