暮らしをシンプルに。片付けのプロがやめて良かった“3つのこと”
情報過多の今の時代、自分が大切にしたい価値観や好きという感覚を大事にして過ごさないと、いつの間にか他人の価値観に振り回される暮らしを送ることになってしまいます。片付けの仕事をしながら、子育ても大切にするために、筆者はできるだけシンプルな暮らしを送るように意識してきました。そこで、今回の記事ではシンプルライフを送るためにやめた3つのことをご紹介します。参考にして頂けると嬉しいです。
1.床にモノを置かない
まず、家にいる時間をストレスなく心地よい時間にするために、床にモノを置かないことを徹底しました。疲れて帰ってきてついつい床にモノを置きっぱなしにしてしまうことも、もちろんあると思います。ですが、床にモノを置いた状態を放置してしまうと、あっという間に部屋は散らかってしまいます。床に置きっぱなしにしているモノがモノを呼び、あっという間に床がモノだらけに……という経験は誰しもあるのではないでしょうか。
まずは床にモノを置かないことを徹底して、床にモノがない清々しい部屋の状態を、自分自身に与えてあげましょう。視覚的にも床にモノを置かない状態はスッキリと心地よく、疲れて帰宅しても部屋が疲れを癒してくれます。部屋の乱れは心の乱れと捉え、床にモノを置いてしまいそうになる時は、まずは疲れているご自身の体を労わることも忘れずに。
2.収納の余白を埋めない
収納に余白があるとついつい何か収納できそう……と収納の余白を埋めようとモノを収納していた筆者。ですがモノと向き合い、モノを整理していく中で、むやみに収納の余白を埋めようとしていることに、違和感を感じるように。余白が生まれた際は、そのスッキリとした余白を大切にするように意識するようにしました。
すると不思議なことに、物欲も自然と最小限にとどまるように。余白にこそ価値を感じるようになっていきました。何か足そう、足そうと意識してばかりいたことに気づくことができました。「足るを知る」ことに気づいた瞬間でもあります。まずは収納の余白を埋めない! 是非実践してみてください。
3.他人の生活を羨まない
今や、インスタグラムやyoutubeなどのSNSで他人の生活を見ることができる時代。便利アイテムやライフハック、為になる情報を得るにはとても有効ですし、暮らしを豊かにするものでもありますが、時に他人の生活ばかりが気になって羨ましいと思ってしまうあまり、自身の暮らしを楽しめなくなってしまう時も。
SNSを見る時間はほどほどにし、他人の生活を羨まないように意識しています。自身の暮らしの今、ここの瞬間を楽しむことを大切に。何事にも適度な距離感が大切と割り切って、他人の生活を見る時間は区切るようにしています。SNSを見る時間を読書の時間に充てるように意識したら、スマホを触る時間も自然と減りました。
シンプルライフを送るためにやめた3つのことをご紹介しました。片付けの仕事をしながら、子育ても大切にするために、大切なモノ、コトに優先順位をつけていく中で、結果的にシンプルな暮らしを送っていたように思います。自分自身が何を大切にしたいか? ご自身に問いかけ続けて、より快適な暮らしを送るヒントになりますように。
Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士