愛知・岐阜・三重でおすすめの【滝2024】名瀑や絶景パワースポットを紹介
夏でもひんやりと涼しく、マイナスイオンの癒し効果で心身ともにリフレッシュできる滝。今回は愛知・岐阜・三重でおすすめの名瀑や滝の絶景パワースポットをピックアップして紹介します。
蔦の渕(つたのふち)/愛知県北設楽郡東栄町
“奥三河のナイアガラ”と呼ばれる大滝
東栄町を西から東へ流れる大千瀬川のほぼ中央にかかる、落差約10m、幅約70mの大滝。その雄大さから“奥三河のナイアガラ”と名づけられています。滝頭は柱状節理と呼ばれるマグマが固まってできた堅い安山岩(火成岩)の地層、滝つぼは軟らかい黒色泥岩の地層。軟らかい泥岩は堅い安山岩より早く風化・浸食されるため、削りとられて滝つぼになったといわれています。
滝周辺は流れが複雑で、水深が深いところもたくさんあるので、川には入らず、周りから鑑賞するのがおすすめ。すぐ近くに温浴施設「とうえい温泉」があり、その裏手から歩いて約1分の場所に蔦の渕を望む展望台があります。
川遊びを楽しみたい人は、蔦の渕から車で5分ほどの場所にある「大千瀬てらす」へ。大千瀬川流域の「東栄浄水公園エリア」を活用したスポットで、小さな子どもでも入りやすい浅い場所と、少し深くなっている場所があり、幅広い世代が楽しめます。8月25日まではカーキャンプサイト(宿泊・日帰り)も利用できます。
大千瀬てらすについて詳しくはこちら
蔦の渕(つたのふち)住所愛知県北設楽郡東栄町大字下田付近駐車場ありアクセス三遠南信自動車道「鳳来峡」ICより車で約20分
JR「東栄」駅より町営バス東栄線で「とうえい温泉前」停下車すぐ
東栄町観光情報サイト 蔦の渕紹介ページ
不動ヶ滝/愛知県額田郡幸田町
周辺にバーベキュー&キャンプ場も
遠峰山を源にした清流が落下する約15mの滝。周辺一帯は自然の景観を生かした「不動ヶ滝園地」として整備され、バーベキューやキャンプが楽しめる3つの広場があります。
不動ヶ滝園地住所愛知県額田郡幸田町大字萩字遠峰11-1キャンプ場利用1日(デイキャンプなど)1000円
2日(宿泊など)2000円
※要予約
※予約は幸田町役場都市計画課窓口まで施設利用許可申請書にて申請(平日8:30~17:15)駐車場ありアクセス東名高速道路「岡崎」ICより車で約40分
JR「幸田」駅より徒歩50分
幸田町観光協会 不動ヶ滝園地紹介ページ
鳴沢の滝/愛知県新城市
ドリンクやランチが楽しめるカフェも
豊川の支流である当貝津川にかかる滝で、落差は15mほど。奥三河でも随一の水量を誇り、周辺の緑と相まって幽玄な雰囲気を醸し出します。滝のそばにある階段を上がって滝沢不動明王にお参りをすることもできます。
また、土地所有者であるオーナーの厚意により、無料駐車場ときれいなトイレも完備。すぐ近くでオーナーが経営するカフェレストラン「マリアンズカフェ」ではコーヒーやドリンク、ランチが楽しめます。
鳴沢の滝住所愛知県新城市作手守義字小滝駐車場ありアクセス新東名高速道路「新城」ICより車で約40分
東名高速道路「豊川」ICより車で約50分
奥三河観光ナビ 鳴沢の滝紹介ページ
牛の滝/愛知県豊川市
雄滝と雌滝がある三河の名勝地
豊川市・新城市・岡崎市をまたぐ登山の名所・本宮山と並んで古くから景勝地として知られる牛の滝。川が本宮山麓の扇状地を侵食したことにより、高さ10m・幅2mの雄滝と、その下流にある高さ4m・幅4mの雌滝が形成されました。滝のそばには休憩所もあり、夏には涼を求める人で賑わいます。
牛の滝住所愛知県豊川市東上町滝ノ入82-34駐車場7台アクセス東名高速道路「豊川」ICより車で約25分
JR「東上」駅より徒歩約20分
豊川市サイト 牛の滝紹介ページ
五宝滝(ごほうだき)/岐阜県加茂郡八百津町
5つの滝からなる全国でも有名な名瀑
3段に連なり、合計落差が80mになる一の滝・二の滝・三の滝と、剣豪・宮本武蔵が修行したという伝説が残る二天の滝・円明の滝という5つの滝からなる五宝滝。緑のなかで真っ白な水煙をあげる姿には心が洗われるよう!
夏の納涼はもちろん、11月中旬頃の紅葉シーズンもおすすめ。滝を見ながら歩けるハイキングコースもあり、約90分で頂上に辿り着けます。
五宝滝(ごほうだき)住所岐阜県加茂郡八百津町八百津4767-3駐車場あり ※第一駐車場が満車の場合は第二駐車場ありアクセス東海環状自動車道「可児御嵩」ICより車で約25分
名鉄「明智」駅よりYAOバスで「八百津町ファミリーセンター」下車、やおまる西部に乗り換えて「五宝滝入口」下車、徒歩約20分
※土・日曜はやおまる西部の運行なし
八百津町観光協会 五宝滝紹介ページ
森林公園おおくら滝/岐阜県高山市
県立自然公園に指定されている森林公園おおくら滝。遊歩道が整備され、百滝コース(片道約1.3km)では、百滝と呼ばれる大小の滝やくぐり岩などの奇岩を巡りながら最上部の大倉滝まで散策することができます。※いにしえコースは現在通行不可
また、途中の滝見展望台からは大倉滝が見え、振り返ると御岳山、乗鞍岳の眺望も楽しめます。
森林公園おおくら滝住所岐阜県高山市清見町坂下981-1駐車場86台アクセス東海北陸自動車道「高山西」ICより車で約25分
飛騨高山観光サイト 森林公園おおくら滝紹介ページ
赤目四十八滝/三重県名張市
滝つぼを含めて23爆もの滝を望む
約3.3kmの回遊路は遊歩道となり、桜、新緑、紅葉と四季折々の景観と滝が織りなす風景が楽しめます。夏は葉っぱが青々として映え、日差しに反射してキラキラと光る水面もきれい。渓谷内ではたくさんの生き物を見ることができ、自然を存分に感じることができます。
また、夏季限定で楽しめる忍者修行体験「水ぐも修行」も人気。水に濡れないよう流れる川の上を水ぐもに乗って渡る修行ですが、成功率は約15%。失敗して水に落ちても気持ちよく、夏ならではの体験です。
2024年4月には、渓谷の入口前に「赤目滝水族館」がオープン。オオサンショウウオはもちろん、赤目渓谷に生息する生き物が展示されています。
赤目四十八滝住所三重県名張市赤目町長坂671-1営業時間9:00~17:00渓谷保全料高校生以上1000円、小中学生500円駐車場250台アクセス名阪国道「上野」ICより車で約40分
赤目四十八滝 公式サイト
切原白滝(きりはらしらたき)/三重県度会郡南伊勢町
真珠王・御木本幸吉が守った滝
近くに不動尊が祀られていることから「不動滝」とも呼ばれる切原白滝。石のベンチに座って、水量の多い滝をのんびりと眺められます。昔は干ばつが続くとこの滝つぼに飛び込み、塩で清めて雨乞いをしたという言い伝えも。俳人で小説家の高浜虚子も明治の終わり頃にこの滝を訪れたといわれます。
また、世界の真珠王・御木本幸吉が樹木の乱伐を防ぐため、五ヶ所浦の名所の1つとして、この滝一帯を購入したともいわれています。
また車で少し走ると、車で気軽に行ける場所としては全国の国立公園でも珍しい、360度展望できる「南海展望台」に到着。徒歩約5分の場所には大きなブランコも設置され、立ち寄るのにおすすめです。
切原白滝住所三重県度会郡南伊勢町切原駐車場なし(駐車場はないが、駐車できるスペースあり)アクセス伊勢自動車道「玉城」ICよりサニーロード経由で約50分
伊勢志摩観光ナビ 切原白滝紹介ページ
布引の滝/三重県熊野市
布地を垂らしたように、音もなく流れ落ちる
長い年月をかけて熊野花崗岩の岩盤を削り取ってできた布引の滝は、4段の滝からなり、一段目は12m、二段目は3.5m、三段目は7.7m、四段目は29.1mの落差があり、滝つぼにその流れを落としています。滝の水の流れが、布地を垂らしたように音もなく、飛沫も立てずに流れ落ちる様が名称の由来に。
また、付近一帯の森は「きらずの森」として、豊かな自然が守り続けられています。付近には八丁大滝、松山滝、荒滝などがあり、滝めぐりが楽しめます。
布引の滝住所三重県熊野市駐車場なしアクセス熊野尾鷲道路「熊野大泊」ICより車で約1時間
熊野市サイト 布引の滝紹介ページ
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