城跡に笑顔あふれる 賑わう元八マルシェ
若葉薫る八王子城跡屋外模型広場で4月26日と27日、第4回元八マルシェが開かれた。飲食物や手作り品の販売やワークショップなど2日間で約85のブースが出展、延べ約9500人が訪れてグルメやステージ演目などを楽しんだ。
元八王子地域を会場に笑顔とつながりの場を作ろうと、地元有志でつくる実行委員会が開催しているイベント。地元大学とのコラボ企画もあり、渡り蝶のアサギマダラを模したおみくじを使った城跡散策を考案した拓殖大学4年の浅見匠蛍さんは「地域のご協力で500個用意できた。多くの人に城跡散策を楽しんでもらえれば」と笑顔を浮かべた。四谷中のブースでは校内で育てたラベンダーで作ったポプリなどを生徒が販売、北原トータルライフサポート倶楽部のブースでは歩行分析計を使って姿勢のゆがみなどを調べる健康チェックが人気を呼んでいた。
実行委員会の小阪剛史代表理事は「皆さんに楽しんでもらえるような新しいことを盛り込みながら、今後も継続していきたい」と話している。