池尻大橋のランチは間借りがアツい!常連の口コミで注目度爆上がりの3店
コロナ禍以降、間借りで営業しているランチ店が増えている。しかも、一度食べれば常連になるほどうまい。韓国料理、カレー、アジアン料理と独自のレシピと味を追求し続ける、池尻大橋で注目の3軒におじゃましてきました。
ビーガンだからと侮るなかれ『Yachego(ヤッチェゴ)』
「ビーガンのイベントに出てみない?」。知人のひと声がきっかけで、飲食業界に転身した永川銀珠さん。「おいしい」と喜ばれることが、今日につながると振り返る。植物性素材のみで作られる韓国料理店が少なく、ビーガンであることに目が行きがちだが、「誰が食べても満足できる韓国料理をふるまいたい」と話す。実際に食べて納得。動物性の食品不使用と言われないと気づかない!
『Yachego(ヤッチェゴ)』店舗詳細
Yachego(ヤッチェゴ)
住所:東京都世田谷区池尻2-30-12 B1/営業時間:11:30~14:30LO/定休日:金~月/アクセス:東急電鉄田園都市線池尻大橋駅から徒歩2分
週末の不定期営業ながらもファン多し『おるたなさん』
食べることも作ることも好きな伊勢海人さん。月に4回程度、週末を中心に間借りでオリジナルカレーを出す。あえてジャンル分けをするならインドカレーで、メニューは3種類。食材とスパイスの個性がそれぞれにきらめき合う複雑味でスプーンが進む、進む。「砂漠で渇いた喉を潤す水のような、シンプルにおいしいと思えるカレーを目指しています」という言葉通り、作り手のピュアさを感じる一皿だ。
『おるたなさん』店舗詳細
おるたなさん
住所:東京都目黒区東山3-15-4 1F/営業時間:11:30~15:00LO/定休日:不定/アクセス:東急電鉄田園都市線池尻大橋駅から徒歩1分
アジア各国の味を昼食向きにアレンジ『mahomeshi』
タイ料理を中心にアジアごはんをふるまう羽鳥麻帆さんだが、元々は「そんなに好きじゃなくて」と衝撃の回答。しかし、タイ人の先生主宰の料理教室で出合った味に感銘を受け、今ではおいしさを広めるべく使命感に燃えている。レシピはオリジナルで、食べ疲れしない、毎日食べたいと思えるものを。午後からも快適に過ごせるように、と母のような愛情を持ってメニューを考えている。
『mahomeshi』店舗詳細
mahomeshi(マホメシ)
住所:東京都目黒区東山3-15-4 1F/営業時間:11:30~16:00LO/定休日:土・日/アクセス:東急電鉄田園都市線池尻大橋駅から徒歩1分
取材・文=新居鮎美 撮影=オカダタカオ
『散歩の達人』2025年1月号より