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【ウイスキー教養】世界最古の蒸溜所、ブッシュミルズ蒸溜所の魅力に迫ります

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現地レポ_ブッシュミルズ蒸溜所(C)DearWHISKY

北アイルランドのアントリム州にある「世界最古のウイスキー蒸溜所」と呼ばれるブッシュミルズ蒸溜所。今回はブッシュミルズ蒸溜所についてご紹介します!

【写真】ブッシュミルズ蒸溜所(全3枚)

ブッシュミルズ蒸溜所外観(C)Dear WHISKY

ブッシュミルズ蒸溜所とは

ブッシュミルズ蒸溜所は、1608年に蒸留ライセンスを取得し、ウイスキーづくりの認可を得た世界最古のウイスキー蒸溜所です。1885年に火災によって焼失しましたが、需要に応えるために早急に復旧しました。

ブッシュミルズ蒸溜所

1.こだわりのウイスキーづくり

400年以上もの間受け継がれてきた歴史を持つブッシュミルズ蒸溜所では、こだわりぬいた最高品質の原料を用いて独自の味わいを引き出し、蒸溜を3回行うことでより純粋なアルコールつくり上げます。また、オロロソシェリー樽、バーボン樽やポートワインの樽を使用しており、アイリッシュウイスキーの柔らかい味わいをつくり出しています。
蒸溜所では、つくられたウイスキーをその場でテイスティングできるツアーが定期的に開かれており、ブッシュミルズ蒸溜所ならではの味わいを堪能できます。

テイスティングツアーの様子(C)Dear WHISKY

2.50年以上熟成された樽

樽の大きさに関係なく木は通気性があるため、ウイスキーが樽の中で熟成している間に水分・アルコール分が蒸発し、毎年2~3%ほどの割合で目減りしていきます。このウイスキーの減少は天使がウイスキーをこっそり飲んでしまったためとして、「エンジェルズシェア」と呼ばれています。

熟成期間が20年経つと、販売できるウイスキーは半分以下の樽しか残らないため、残ったほんのわずかな量のウイスキーは非常に高価になります。ブッシュミルズ蒸溜所の倉庫には熟成期間50年に近い樽やそれ以上の樽が保管されているそうです!

長い年月をかけて熟成させる樽はウイスキーマニアにロマンを与え、ブッシュミルズ蒸溜所のこだわりの製法で作られるウイスキーは、今なお彼らを魅了し続けています。

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