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地下鉄34条駅すぐ近く「焼き芋専門店オープン」北見のさつまいもの絶品自然派スイーツ【北区】

SASARU

さつまいもは、美肌効果や腸活、ダイエットにも嬉しい栄養がたっぷりで、女性にとって頼れる美容食材ですよね。そんなさつまいもにこだわり抜いた焼き芋専門店が、3月に北区にオープンしました。

使用するのは北見市常呂町産のさつまいも、「オホーツクシルク」。焼き芋以外にも、さつまいもの絶品スイーツもあるのだとか。気になるその魅力を、取材でたっぷりお届けします。

北見の緑夢ファーム産のオホーツクシルクを使用

訪れたのは、地下鉄北34条駅から徒歩3分の「焼き芋といろいろ はれやま堂」。
実はこの「はれやま堂」、2月までの5年間はカレー屋さんだったのです。

店長の山田さおりさんは、もともと大のさつまいも好き。北海道産のさつまいもを食べ比べる中で、北見市常呂町の緑夢(みどりーむ)ファームが育てる「オホーツクシルク」に出会い、その味に「これだ!」と衝撃を受けたのだとか。

驚きを夫に伝えたところ、なんと夫と緑夢ファームの役員・山口さんは小学校時代からの幼なじみだったことが判明!

「このさつまいもの素晴らしい味を全国に広めたい!」

そんな強い想いから、夫を通じて山口さんと連絡を取り合い、カレー屋を閉めて焼き芋専門店を開くことを決意。まるでドラマのような巡り合わせが、新たな挑戦へとつながったのです。

提供画像:晴れやま堂

緑夢ファームの「オホーツクシルク」は、北海道特有の土壌と寒暖差によって生まれる、ねっとりとした食感と濃厚な甘みが特徴。
さらに、オホーツクの潮風を浴びることで、ほんのりとした塩味が加わり、奥行きのある味わいに仕上がります。

皮が薄く、そのまま食べられるのも嬉しいポイント。除草剤・殺虫剤も使用していないので、子どものおやつにも安心です。

また、緑夢ファームでは、収穫後のさつまいもを徹底した温度・湿度管理のもとで熟成させ、最も美味しい状態で出荷。北海道でしか育てられない希少なさつまいもとして、全国的にも注目を集めているそうです。

選べる2種類の焼き芋

「オホーツクシルク」は、2種類の焼き方で提供されています。
ひとつは、「トロトロオホーツクシルク」

提供画像:晴れやま堂

・小サイズ 税込 450円
・中サイズ 税込 580円
・大サイズ 税込 700円

低温からじっくり時間をかけて焼き上げることで、オホーツクシルク本来の魅力を最大限に引き出した一品です。その名のとおり、シルクのようになめらかでしっとり濃厚な仕上がり。砂糖を一切使っていないとは思えないほど、スイートポテトのような深い甘みが広がります。

もうひとつは、「プレミアムオホーツクシルク」

提供画像:晴れやま堂

・中サイズ 税込 650円
・大サイズ 税込 770円

こちらは2段階の焼き上げ工程を経て仕上げられています。断面を見比べると、その違いが一目瞭然。しっとりとした中にもあえて食感を残して焼き上げており、また違った美味しさが楽しめます。

どちらを選ぶかは、食感のお好み次第。
ちなみに筆者は、トロトロ派でした!

絶品!焼き芋キャラメルブリュレ

焼き芋だけでなく、さつまいもを使った「お芋スイーツ」も楽しめると聞き、落ち着いた雰囲気が素敵なイートインスペースでいただくことにしました。

今回選んだのは、「焼き芋 キャラメルブリュレ」(税込 850円)。

先ほどの「トロトロオホーツクシルク」の上に、バターの香りがふんわり広がるさつまいもクリームを重ね、その上には生クリームと焼き芋をブレンドした濃厚なクリームをトッピング。
仕上げに、生キャラメルソースが贅沢にかけられています。

この生キャラメルソースには、「ラカンカ」や「ココナッツシュガー」など、自然由来の甘さが魅力の「一二三糖」を使用。

一口頬張ると、口の中に広がる濃厚な甘みと滑らかな口どけに思わずうっとり。ボリュームたっぷりながら、自然な甘さで最後まで飽きることなく楽しめます。

一緒にいただいたのは、鉄瓶で丁寧に淹れたこだわりのドリンク、「無農薬・桑の葉レモングラスティ」(2杯分 税込 500円)。爽やかな香りが特徴のこのお茶は、焼き芋との相性も抜群でした。

干し芋の概念が覆される、生干し芋

最後にいただいたのは、「手作り生干し芋」(税込750円)。
オホーツクシルクを蒸したのちに、低温でじっくりと焼いてから乾燥させた一品です。

提供画像:晴れやま堂

「干し芋」と聞くと、一般的には歯ごたえのあるものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?しかし、この「生干し芋」はひと味違います。

オホーツクシルク特有のねっとりとした食感を生かし、まるで羊羹のようなしっとりとした口当たりに仕上げられているのです。

フォークを入れると、その柔らかさに驚き、一口頬張れば、濃厚な甘みが口いっぱいに広がります。冷蔵庫で冷やせばまさに芋羊羹そのもの。干し芋の概念が覆される、新しい味わいでした。

新たなお芋スイーツの聖地に!?

このほかにも、さつまいもを贅沢に使用した「飲む焼き芋」や、焼き芋の上にホワイトソースとチーズを重ね、香ばしく焼き上げた「そのまま焼き芋 北海道グラタン」など、魅力的なメニューが揃っています。

「このさつまいもには、育てた人の人柄がまっすぐに表れているんです。」
店長の山田さんはそう語ります。

北海道の気候を生かし、丹精込めて育てられたオホーツクシルク。その味わいを存分に引き出した焼き芋スイーツは、札幌の新たな名物となる予感がします。

焼き芋といろいろ 晴れやま堂
住所:北海道札幌市北区北35条西4丁目1-1サトービル1階
営業時間
平日:午前11時~午後4時
土・日・祝:正午~午後4時
焼き芋が無くなり次第終了
定休日:月曜日・火曜日・その他
Instagram:@hareyamadou_sapporo

(上記の情報は記事作成時点でのものです
最新の情報は各店舗にお問い合わせください)

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