夏休みの思い出に!甲冑姿でハイ、チーズ! 篠山城大書院で「甲冑着付け体験」について取材してきました 丹波篠山市
丹波篠山市の観光名所『篠山城大書院』で大人も子どもも楽しめる「甲冑着付け体験」について取材してきました。
篠山城は徳川家康が慶長14(1609)年に大坂城の包囲と、西日本の諸大名を押さえるために築いたお城です。2023年に公開された映画『レジェンド&バタフライ』の撮影が行われたロケ地としても有名です。
桜の名所でもあり、お花見シーズンには映えスポットの石垣を目当てに多くの観光客が訪れるのだとか。最寄りのバス停はウイング神姫「二階町」。下車後、5分ほど歩くと到着します。
書院内には江戸時代に篠山藩で起きた出来事を紹介した展示パネルや、模型、資料をもとに城下町が形成されるまでの変遷や藩主の移り変わりなどを解説した展示室、「篠山城物語」(約13分間)を上映するシアター室などがあります。
見学を開始してまもなく、今回のお目当てである「甲冑」を発見しました!甲冑とは戦国大名や武将たちが戦いの際に着用した武具です。
館内には非常にたくさんの甲冑(素材は特殊な紙等)が並んでいました。制作したのは、地元在住の甲冑作家の方なのだそう。
「甲冑着付け体験」は30分で2000円。通常は予約必須ですが、空きのある日は当日の受付も可能。気軽にスタッフさんに確認してみてください。着付けする大人用の甲冑は徳川家康・織田信長・伊達政宗・武田信玄・真田信繁の中から選べます。
子ども用のかわいいサイズの甲冑もありました。幅広い年齢層の方に人気の体験で、中には還暦祝いとして体験される方もいらっしゃるのだとか。
甲冑は館内のスタッフさんに10分ほどで着付けてもらえます。
真田信繁の兜の角は鹿でできています。本物そっくりなのにその軽さにびっくり!
体験コーナーのそばには鏡が置いてあるので、自分の姿を確認することができます。
ガッツポーズで記念撮影。いざ出陣、気分は勇敢な戦国大名です!
動きやすいので、そのまま館内をぐるっと一周まわることができます。
甲冑のほかに「打掛着付け体験」もあります。打掛とは、室町時代、武家社会において婚礼の時などに小袖や振袖の上から打ち重ねて羽織ったもの。
打掛着付け体験は当初、上に羽織る打掛のみの着用だったのですが、現在は掛下も着れるようになりました。ボリューム感のある着物姿で上級武家の内室や、お姫様気分に浸れますよ。
これから夏休みシーズンに入りますが、ぜひご家族、友人、お一人でも気軽に体験してみてください!
場所
篠山城大書院
(丹波篠山市北新町2-3)
開館時間
9:00~17:00(入館受付終了 16:30)
※体験受付時間10:00~15:00
休館日
月曜日(祝日は開館し、翌日休館)
年末年始(12月25日~翌年1月1日)
入館料
大人 400円(300円)、高校・大学生 200円(150円)、小・中学生 100円(50円)
( )内は30名以上団体料金
★4館共通券(篠山城大書院・武家屋敷安間家史料館・歴史美術館・青山歴史村)
大人 600円、高校・大学生 300円、小・中学生 150円
TEL
079-552-4500