猫が『目を細めている』ときのキモチ4選 実は猫からあなたへの“愛の告白”かも?
1.あなたへの“愛の告白”かも?「好きだよ」のキモチ
猫から熱い視線を送られることは、日常茶飯事という飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そのときの猫の眼差しに注目してみましょう。猫が目を「大きく見開いて」見つめてくるときは、何かを期待していたり、不満を持っていたりする傾向があります。
一方「細い目」で見つめてくるときは「飼い主さんが好き!」という愛情表現であることが多いです。決して敵意はありませんから、飼い主さんも猫の思いに応えて、目をにこやかに緩めながら見つめ返してあげましょう。
その際にゆっくりと「瞬き」もしてあげると、猫に愛情が一層伝わりやすくなります。
2.ほっと安心「リラックスしている」キモチ
猫がリラックスしやすいのは、飼い主さんに優しくなでられているときや、ひなたぼっこをしながら毛づくろいをしているときなどです。気持ちがよくてまったりとしているときなので、できれば邪魔をせずに、心ゆくまでのんびりとした時間を過ごしてもらいましょう。
リラックスムードがさらに深まると、毛布をふみふみしたり、ゴロゴロと喉を鳴らしたりする様子を見せることもあります。
ちなみに、筆者の愛猫は、筆者の手を両前足でぎゅっと抱えながら、目を細めてグルーミングをしてくれることがあります。目を細める以外の行動にも注目すれば、猫の気持ちをより正確に理解することができるでしょう。
3.睡魔で気づいたら細い目に…「眠たい」キモチ
リラックスの延長で、気づいたら細目になっているという猫も少なくありません。
そのまま気持ちよさそうに寝落ちしていく猫もいれば、眠気に耐えながら飼い主さんに近づいて甘えようとする猫もいます。一緒にいたいがために、健気にアピールをする猫の可愛らしさに、胸がきゅんとくる瞬間です。
眠気と戦う猫の姿は、なんともユニーク。座ったまま夢のなかに入っていく猫も、SNS上でたびたび話題になっています。
そのまま心地よく眠りにつけるように、飼い主さんは近くでそっと見守ってあげてください。
4.まぶしさや目の不調で「不快な」キモチ
目に不快感があることが理由で、細目になってしまう猫もいます。
例えば、いくらひなたぼっこが大好きな猫でも、日差しが強すぎると、まぶしくて反射的に目を細めてしまいます。そんなときは、レースカーテンなどで調整したり、寝床の場所を少しずらしたりして、光を遮ってあげましょう。
一方で、光のせいではなく、目そのものに何らかの不調が起きている場合もあります。ずっと目を細めた状態が続いているのは、異常が起きているサインかもしれません。
腫れや赤みなど、他の症状が出ていないかも確認し、少しでも気になる場合は、直ちに動物病院に連れていきましょう。
まとめ
猫の細目には、さまざまなキモチが隠れています。
リラックスや愛情表現として細めていることもあれば、日差しのまぶしさに反応していたり、目に不調を抱えていたりすることもあります。
ときには、睡魔に負けまいと、一生懸命まぶたを開ける猫の姿が見られる場合もあるかもしれません。
細目になっているのには、必ず「理由」があります。そのときの様子をしっかり観察し、猫の本当のキモチを見極めていきましょう。