よこすか野菜で食育体験 東西市域で「おでかけプラン」
横須賀市はこのほど、市内で収穫される野菜や果物のご当地ブランド「よこすか野菜」を切り口に食育が体験できる「横須賀おでかけプラン」を発表した。東西市域を中心とした2プランがあり、子育て世代や女性に地場野菜の魅力や農業の魅力を提案する。
女性のウェルビーイングに関する事業や商品開発に取り組む任意団体「C*(シーアスター)」(中山柚希代表=人物風土記で紹介)との協働で企画した。
プランでは、野菜を通じた日帰りのお出かけコースをモデルとして提示。「おひさまプラン」は車での周遊を想定し、長井海の手公園ソレイユの丘の中にある体験農園での収穫体験や農産物直売所「すかなごっそ」での買い物を提案。電車移動を念頭にした「しおかぜプラン」では、ドブ板通りにある横須賀ビールで地産地消グルメを味わったり、新港町の大型商業施設「よこすかポートマーケット」での飲食や買い物を勧めている。
市は市内で収穫される野菜や果物をよこすか野菜としてブランド化し、市内外での知名度向上やPR活動に取り組む。プランは魅力を発信する活動の一環で、子育て世代によこすか野菜を食材としてだけでなく、食育や日々の食卓を豊かにしてもらおうと考案した。
プランの詳細は市ホームページ、PR動画は市公式YouTubeチャンネルなどで公開している。