心身の豊かさを「ここから」 29日、三の丸ホールで上映会
小田原三の丸ホールで4月29日(火)、ウェルビーイングフェスティバル「ここからHAKKOin小田原」が開催される。発酵食の専門家として神奈川県未病改善事業に参画するなど、心身の健康維持・向上に携わってきた相原ひろ香さんが主催。「未病改善」「人のつながり」「地域活性」をテーマに、豊かさの循環が生まれるきっかけ作りを目指して行う。午前10時〜午後4時。参加費は高校生以上1000円、中学生以下無料。無料託児あり(事前申込制)。収益は地域の福祉団体の活動資金に充てられる。
イベントでは、日本のシングルマザーの現状を描いたドキュメンタリー作品『取り残された人々:日本におけるシングルマザーの苦境』を小ホールで上映する。午後1時開演。相原さんは「シングルマザーの貧困をリアルに突きつけられる作品。当事者ではない人がいかに関心を持つかが大事で、困っている人を助ける行動のきっかけにしてほしい」と話す。同作品の監督ライオーンさんを招いたトークセッションも行われる。定員は250人。申し込み、問い合わせは相原さん【電話】090・8024・0263。
同日、館外のにぎわい広場では地産地消と健康をテーマにした「HAKKOマルシェ」も開かれる。地元産のオーガニック野菜や発酵食品、手作り雑貨などが並ぶ。