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【愛川町】4小学校でカタールからオンライン特別授業 国際理解を深める一助に

タウンニュース

菊池教諭に手を振る中津第二小の児童

愛川町では子どもたちの国際理解を深めるため、カタールからのオンライン授業を11月21日と28日に、4つの町立小学校で実施した。講師は元愛川町立中津第二小学校教諭で、現在は文部科学省の「在外教育施設への教師派遣制度」により、カタールのドーハ日本人学校へ派遣されている菊池崇徳教諭(43歳)が務めた。

この授業は菊池教諭から愛川町教育委員会への提案で実現したもの。今回のテーマは「ようこそカタール―愛川町から世界の旅―」で、21日には中津小学校と菅原小学校で、28日には田代小学校と中津第二小学校で実施された。

違いを知り学ぶ

中津小学校では、3・4・5年生が教室の大型モニターをオンラインで接続し、授業に参加した。菊池教諭は、カタール男性の伝統衣装を着用して登場。カタールの特徴やイスラム教の教え、日本との文化的な違いなどについて3択クイズ形式で授業を進めた。

児童らは、首都ドーハの街並みや、食事に左手を使わないイスラム教の習慣、40℃を超える高気温で外で体育ができないことなどに驚いた様子。また、カタールでは日本の自動車や鉄道車両が使われていることを写真や動画で知り、誇らしげな顔を見せていた。

中津第二小学校では、昨年まで菊池教諭の教え子だった5年生57人が参加。画面に菊池教諭が映ると歓声を上げながら手を振り、楽しそうにクイズに挑戦していた。菊池教諭は、ドーハ日本人学校で実施している「砂漠に花を咲かせようプロジェクト」についてもふれ、現地の児童と一緒にクラウドファンディングを行っていることなどを説明していた。

授業に参加した児童からは、「カタールは日本よりもすごく暑いと分かった」「外国のことが沢山分かっておもしろかった」といった声が上がった。児童の約24%が外国につながりを持つ中津小学校の茅泰幸校長は、「このような授業は初めての取り組み。日本の企業が外国でも活躍していることを知られて、児童にも貴重な経験になった」と話していた。

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