【西武】岸潤一郎選手インタビュー 打撃に関して意識していることとは?
12月6日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの岸潤一郎選手にインタビューした模様を放送した。今シーズンの1番印象に残った場面、打撃に関する意識について訊いた。
――岸選手は今シーズン98試合に出場しましたが、1番印象に残った場面、忘れられない1球を思いだして教えていただきたいです。
岸「オリックスのマチャド投手からホームランを打ったのは覚えています。ファンの方がずっとチャンステーマを流してくださっているなかで打てたというのはとても興奮しましたし、気持ちよかったのを覚えています」
――今シーズンの3号ホームランで、5月26日のオリックス戦(9回戦)、ベルーナドームでの3ランホームランですよね。
岸「僕の前から長い時間チャンステーマが流れている状況で3ランホームランを打てたのは嬉しかったですね」
――マチャド投手から打った球種は覚えていますか?
岸「156キロのストレートでしたね」
――レフトスタンドに持っていきましたね 。まさにライオンズファンの元にボールを届けた形になりました。
岸「そうですね。外崎(修汰)さん、蛭間(拓哉)がタイムリーを打ってくれたあとだったので、その流れとファンの方の応援に背中を押されて打球が伸びてくれたのでよかったなと思います」
――2アウト、ランナー1、3塁の場面でしたが、「大きな当たりを狙っていこう」という気持ちで打席に入ったのでしょうか?
岸「大きな当たりを狙う気持ちは全然なかったです。蛭間のタイムリーで勝ち越して、チャンスの場面が続くなかで打席が回ってきたので、もう1、2点あれば投手が最終回を楽に投げられるかなと思ったので、しっかり点を取ろうと思って打席に入った結果ですね」
――試合のなかで投手を援護する大きな当たりになったわけですが、手応えも大きかったですか?
岸「そうですね」
――岸選手は過去のインタビューで、「あまりホームランにこだわらない、むしろホームランは出ないほうがいい」とおっしゃっていましたが、今シーズンの初安打はホームランでした。岸選手のなかでホームランの意味合いは変わってきましたか?
岸「自分の打撃に関してはホームランを絶対に狙わないほうがいいと思うのですが、気持ち的にはホームランを打てるに越したことはないですよね。気持ちの使い分けですね」
――来シーズンに向けてファンの方に「自分はもっとこういう風になっていくぞ」というようなメッセージをお願いします。
岸「外野手のなかでも、年齢的にも上から3番目なので、チームを引っ張っていけるようになりたいですし、自分自身も成績をしっかり上げて、チームとして優勝したいなと思います」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー