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伊勢原市 紙おむつ等支給へ 子育て世帯の負担軽減

タウンニュース

「子育ての助けになれば」と話すこどもみらい課の職員(紙おむつ等はイメージ)

伊勢原市は、子育て世帯の経済的負担を軽減し、子どもの健やかな成長を支援するため、今年度から「子育て家庭紙おむつ等支給事業」を新たに開始し、4月1日から受け付けを始めた。対象となる世帯には、紙おむつやおしりふきなどが無料で支給される。

対象となるのは2025年4月1日以降に生まれた乳児を養育する世帯で、申請時点で乳児が0歳(ただし、1歳の誕生日の属する月まで)であること、乳児と保護者などが伊勢原市に住民登録があり、同居していることが条件となる。

支給内容は、紙おむつ(テープまたはパンツ型)、おしりふき、処理袋の中から、乳児1人あたり月額4500円までを市が負担。4500円を超える場合は自己負担となる。支給品は、主要なメーカーとサイズを揃え、約50種類の中から選ぶことができる。平均的な使用方法で約1カ月分の紙おむつ量となるという。

申請は、LINEによる電子申請、伊勢原市こどもみらい課窓口、郵送で受け付け、審査後に決定通知書と支給用品カタログが送付される。カタログから希望する紙おむつ等を選び、事業者にフリーダイヤルなどで注文すると、自宅に配送される仕組みだ。支給は、支給開始月から毎月1回、計12カ月間行われる。支給開始時期は6月頃からを予定。申請期限は乳児の1歳の誕生日が属する月の末日まで。

「子育てしやすいまち認知広げたい」

紙おむつ等の支給事業を実施している自治体は、神奈川県内でもまだ少なく、先駆けて取り組んでいる厚木市や湯河原町では、子育て層から高い満足度を得ているという。こどもみらい課では「経済的負担に加え、家に配送することで子育ての負担軽減につながれば。子育てしやすいまちとして認知を広げていきたい」と話している。

伊勢原市では4月より新分庁舎「こどもみらいプラザ」を開所。これまで分散していた子ども部の窓口や機能を1カ所に集約し、各種支援や相談業務を集中的に行う。妊娠、出産、育児、青年期まで切れ目のない支援体制を整える。

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