主演・佐津川愛美 謎の少女・ちーちゃんと家族の壮絶の争いを描く映画『毒娘』公開が決定
映画『毒娘』(どくむすめ)が4月5日(金)に公開されることが決定した。あわせて、メインビジュアルと本予告編が解禁されている。
『毒娘』は、『ミスミソウ』で知られる内藤瑛亮監督の最新作。2011年にインターネットの匿名掲示板で話題となったという、ある新婚家族を襲った実際の出来事をモチーフに、オリジナル脚本で制作されているとのこと。劇中では、十代の女子と新しく家族となる継母の関係を軸に、謎の少女・ちーちゃんと家族の壮絶の争いが描かれる。主演を務めるのは、佐津川愛美。また、『惡の華』『血の轍』などで知られる漫画家・押見修造氏がちーちゃんのキャラクターデザインを担当。2024年2月22日現在、『ヤングマガジン』(講談社)では、押見氏が本作の前日譚『ちーちゃん』を連載中だ。
夫と娘の萌花と3人で中古の一軒家に越してきた萩乃。家庭に恵まれなかった彼女にとって、夢に見た幸せな家庭。しかし、ある日外出中の萩乃に、娘の萌花の悲痛な声で助けを求める電話がかかってくる。「ショートケーキとコーラ、買ってきて」と。慌てて帰宅した萩乃が目にしたのは、荒れ果てた我が家と洋服をずたずたに切り裂かれた萌花、そして萌花に馬乗りになって大きな鋏を握りしめた見知らぬ少女の姿だった。その少女の名前はちーちゃん。かつてこの家に暮らしていたが、ある事件を起こして町を去ったはずだった。彼女の存在は、一見幸せに見えた萩乃たち家族が押し隠そうとしていた「毒」を暴き出し、悪夢のような日々の幕開けを告げる。
『毒娘』は2024年4月5日(金)より、新宿バルト9ほか全国公開。