地域のチカラ14 ふれあいの丘連合自治会 (神原正明会長 約3000世帯)
一定の区域内の単位自治会町内会で構成される地区連合会は、各地域で安心して住み続けられる街づくりに取り組んでいます。このコーナーでは連載で、各地区を紹介します。
横浜市営地下鉄グリーンライン「都筑ふれあいの丘駅」が誕生した2008年に創立。毎月の防犯パトロールや登校前の小中学生へ朝食を提供する「おはよう食堂」、四季折々のテーマに沿った場所を歩く「ふれあいウォーク」など、地域に根差した活動を行っている。10月20日には川和中学校で「丘連祭」を開催。多くの地域住民が訪れた。
神原会長は「6自治会各々が活発に活動しており、それぞれが夏祭りを主催するなど、イベントが多い」と魅力を語る。「負担が偏らないように」と役員は1〜2年ごとに交代が可能。「1年では慣れないことも多いので、多くの人が継続して役員をしてくれる」と感謝した。
神原会長が一番大切にしているのは「地域とのコミュニケーション」。川和小学校を防災拠点とする同会では、学校や地域住民との交流を密に図ることで、災害時に対応できる備えを行っている。「災害時の助け合いには、日頃の『つながり』が不可欠」と言葉に力を込めた。