メルカリの第３四半期は最終利益が前期比３割増となる117億円
フリマアプリ「メルカリ（mercari）」を展開するメルカリは５月７日、2025年６月期の第３四半期決算（国際会計基準）を発表した。売上高にあたる売上収益は累計で1440億6700万円（前年同期比2.3％増）、営業利益は203億3600万円（同58.9％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益は117億3200万円（同34.0％増）と大幅な増益だった。
国内でのフリマアプリなどのマーケットプレイス事業は、流通総額が前年同期から5.4％増の8459億円と順調に成長しており、売上収益は同2.4％増の831億円だった。「メルカード」などのフィンテック事業も好調で、売上収益は前年同期比17.3％増の372億円だった。
メルカリの2025年６月期の連結業績予想は、売上収益は2000〜2100億円（前年比6.7％〜12.1％増）、営業利益からその他の収益・その他の費用等を控除したコア営業利益は220〜250億円（同16.6％〜32.5％増）としている。
