<スーパーでトラブル>レジで割り込みに気づいたら声を掛けられますか?逆ギレしてくる人が怖くて
スーパーやコンビニでの買い物を、家事の一つとして日々こなしているママも少なくないのではないでしょうか。会計を済ませるために、長い列に並ぶこともありますよね。レジでトラブルになったママが、アンケート形式でこんな投稿を寄せてくれました。
『スーパーで並んでいて割り込みされたら注意できる? 私は何も言えなかった』
明らかに順番を無視して前に出てくる人、うっかり勘違いして割り込んでしまう人……。「並んでいます」と声を掛けられるママ、黙ってしまうママの割合は2対1で、はっきりと伝えられるママの方が多いようです。今回は、レジの割り込み問題について、ママたちの本音を聞きました。
「並んでいますよ」と注意できる派
まずは割り込みに対して、勇気を出して「並んでいます」と伝えられるママたちの声です。
『普通に「並んでいますけれど?」と伝えます。通路の途中で列が切れていると、相手が勘違いしてしまうこともあるので。もし言い返されたら、むしろ強気に』
『「すみませーん、並んでまーす」と言う。相手が聞いていないときは、通りすがりの人が助けてくれることもある』
『列の最後はあちらですよ、と最後尾を教えてあげる』
また「後ろに誰もいなければ言わないけれど、誰かいたら言う」という声も。こうしたママたちは自分のためだけでなく、後ろにいる人のため、列のルールを守るために発言すると考えているようです。実際に勘違いして割り込んでしまう人も多く、声を掛けると「すみません!」とすんなり謝って下がってくれるケースも少なくありません。
言いたいけれど注意できない
一方、「言えない」「怖い」という声も寄せられました。相手が年配の人だと遠慮して言えない場合もあるようです。言えないママたちは、「レジの人が注意してくれればいいのに」と思い、悶々とするそう。
『怖そうな服装のおじさんだったときは言えません。子連れのときは逆恨みされて、もし子どもに何かあったら……と思うとムリです』
『何度も割り込みされたことがあるけれど、1回も言ったことはない。たぶん「こいつならいいか」と思われているのだろうな』
『3歳の息子が人生初の「お会計チャレンジ」をしていたのに、おじいさんが「早くしろ」と割り込んできた。レジの人が注意してくれたけれど、譲るしかなかった』
相手の態度や雰囲気、または子連れかどうかなどのママの状況によって、「怖い」「揉めたくない」と感じるママも。その場合はムリに注意せず、スルーを選択するようです。他にも、言うのも面倒だというママもいました。
そのときの空気で判断
「本当は言いたいけれど、そのときの状況であえて言わなかった」という人も少なくありませんでした。
『床に「ここでお待ちください」と書いてあるのに、おばあちゃんがヨタヨタとレジへ。後ろに誰もいなかったし、とくに注意はしませんでした。徳を積んだってことにしています』
『私の番になりカートを前に出そうとしたら、おばちゃんが先にカゴを置いて「私、卵だけだから!」と……。店員さんも何も言わず会計が始まって、あっけに取られてしまいました』
『レジでタイミングが被ったとき、さっと譲ってくれる男性は本当に紳士だなと思います』
すべての割り込みに声をあげるわけではないとママたち。「相手に合わせて判断する」「面倒になる前に引く」という冷静な選択もまた、大人の対応かもしれません。 割り込みに遭遇したとき、言うか言わないかの判断は人それぞれ。ただ共通しているのは、ママたちが少なからずモヤモヤを感じているということ。「ルールを守って並んでいるのに」「一言くらい謝ってほしい」「店員さんが気づいてくれたらよかったのに」といった想いが、どの立場のママからも聞こえてきました。
声を掛けるのが難しいときの対処法は?
割り込みが明らかで、直接声を掛けづらいときは、店員さんに静かに伝えるのも一つの方法です。また後ろに並んでいる人と目を合わせて「どう思います?」との空気を出せば、誰かが助け舟を出してくれることもある模様。割り込まれても何も言えなかったときには、「徳を積んだ」「譲ってあげて偉い」と、少しでも自分を肯定して終わりましょう。 レジの割り込み問題のような日常のなかで起こる小さなトラブルに、スッキリしない気分を味わっているのは投稿者さんだけではないようです。大切なのは、言えなかった自分を責めないこと。そして、割り込みたくなるような並び方になっていないかを確認するのも一つの手です。小さなモヤモヤを引きずらずに、次はまた気持ちよく買い物ができたらいいですね。