釣った魚を美味しく食べる!「七輪塩焼き」のススメ
釣った魚を美味しく食べたい! 釣り人の方なら一度は思ったことがあるのではないでしょうか。新鮮なお魚を食べられるのは釣り人の特権であり、釣りの醍醐味だと思います。私自身もどうすれば美味しく食べられるか研究を重ねたところ、1つの答えにたどり着きました。そう、それこそ「七輪塩焼き」スタイルです!
七輪で楽しむ至福のひととき
「七輪」は日本の伝統的な調理器具で現在も人気。さまざまなものが売られています。私のおすすめは珪藻土で作られたものです。何個か買って試しましたが、金属のものよりも遠赤外線の効果かふっくら焼けて美味しい印象があり、また、炭持ちもよくお財布にも優しいのです。
ホームセンターで3000円前後の価格で売られており、手軽に七輪デビューしやすいのではないかなと思います。
魚が釣れなかったときだけでなく普段でも、焼き鳥やお肉を焼いたりしながら、庭で1人飲みをするのは最高です。個人的におすすめなのは、砂ズリや手羽先など、日常ではそれほど食べないものを焼いて食べるのが美味しいですね。スーパーで半額の食材も、七輪があれば居酒屋のメニューに匹敵する旨さでビールが進みます。
1人か2人でチビチビ飲むのに最高の相棒で、今では七輪なしの生活は考えられないほど私の暮らしに馴染むようになりました。
そんな「with七輪生活」を送っている私ですが、釣った魚を初めて焼いて食べたときの感動はいまだに忘れられず、釣りに行ったあとの楽しみが1つ増えたような気持ちです。
七輪で極上の魚焼き体験!美味しく仕上げるコツ
いろいろな魚を焼きましたが、なんといってもおすすめなのは「アジ」です。釣った魚を串で刺して、直火で食べる…。まるで漫画の世界にでもありそうなシチュエーションを七輪は生み出してくれます。自宅のコンロで焼くのも美味しいのですが、七輪焼きをすると炭火の風味と特有の香ばしさがたまりません。外はパリッと中はフワッとして、ほかでは体験できない仕上がりになります。
七輪で焼く食材にはアジが最高!
焼き方のコツは「こまめに裏返す」ことです。一気に焼きすぎると焦げてしまったり、中のフワッとした味わいが落ちてしまいます。じっくり弱火で時間をかけて焼くと感動レベルの美味しさとなり、驚くこと間違いなしです。
ちなみにですが、塩焼きがやや難しい大きな魚(たとえばマダイなど)も、七輪があれば美味しく焼くことができます。「刺身もよいけど、塩焼きが食べたい!」そんなときこそ七輪を使うと、しっかり中まで焼けて満足することでしょう。自宅のコンロでは焼けないサイズでも十分焼けますし、なにより炭火のひと手間を加えることで、より美味しく仕上がります。ブリのカマやマダイなんかも焼いてみましたが、家族も大喜びで食べてくれました。
七輪を使った塩焼きの魅力についてお届けしましたが、いかがでしたか? 私は刺身ももちろん好きではあるのですが、たくさん釣ったときはずっと刺身だと飽きてしまいます…。コンロではなく「七輪で焼く」というこれまでの私の中になかった第3の選択肢は、今では首位にくる調理方法になっています(笑)。
また、釣った魚を美味しく食べるために、血抜きや氷締めなど持ち帰る方法は私も実践していますが、新鮮な状態で持ち帰るだけでなく、やはり、どう美味しく食べるのかが大事です。
魚をさばくのが得意ではない人でも、「塩焼き」であれば手軽に調理ができますし、誰でも食べやすくポピュラーな料理方法ではないでしょうか。新鮮な魚の美味しさをそのまま引き出し、さらに美味しく仕上げるのが「七輪塩焼き」。
だまされたと思って、一度串に刺して魚を焼いてみてください。自宅でも手軽に始められるうえ、釣った魚をさらに美味しくできます。きっと、これまでに体験したことのない味わいと食べた人の笑顔が待っていますよ!
企画・記事協力:FISHFRIENDS
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レポーターREPORTER
プロフィール:つり丸くん
ショアメインで釣りをしています。美味しく食べるのがモットー!