【お義父さんはクラッシャー】はじまった同居生活!義父と小2息子との暮らし#4コマ母道場
人情味あふれ、まちの人からは「こんなおじいちゃんうらやましい」と言われる人気者の義父。でも、子どもに関して「困ったおじいちゃん」だったら……? 同居中のおじいちゃんに困るママのお話です。
同居の義父
【編集部コメント】 アユムくんのお迎えや風邪のときの対応など、困ったときは助けてくれるお義父さんにシオリさんはとても感謝しています。けれど反対に「勘弁してよ」と思うことも多々あるようです……。
宿題は?
【編集部コメント】 シオリさんはアユムくんに勉強をさせたいのですが、お義父さんは勉強より遊びや体験をさせたいようです。シオリさんの気持ちもお義父さんの気持ちもわからなくはないですが……皆さんはどちらを大切にしていますか?
連れ出されて
【編集部コメント】 心配するシオリさんを振り切って雨のなかアユムくんを連れだしたお義父さん。帰宅後アユムくんは体調を崩してしまって……。この事件以降、シオリさんは絶対に「自分抜きでお泊まりはさせない」と誓ったのです。
クラッシャー
【編集部コメント】 アユムくん個人の持ち物だけでなく、学校から貸し出されたタブレットまで……。お義父さんはなぜにアユムくんの勉強道具を勝手に触るのか。そしてなぜに壊すのか。わからないのなら触らなければいいものを。触るのなら大事にすればいいものを……。シオリさんの悩みは尽きないようです。
町内の評判
【編集部コメント】 いつも「素敵なおじいちゃんでいいわね」とうらやましがられるシオリさん。しかしシオリさんはその素敵なおじいちゃんに困り果てているんです。お義父さんのことを褒められるたびにシオリさんの笑顔が引きつってしまうのも無理はないかもしれません。
【義父の気持ち】ワシの役目
【編集部コメント】 「子どもは家にいてばかりじゃ健康的ではない」とお義父さんは考えているようです。しかし日々忙しいシオリさんに「アユムを外に遊びに連れていけ」と要求するのは酷な話。だから自分が責任をもって遊びに連れていこうと決めたのです。
割れたタブレット
【編集部コメント】 親切のつもりでアユムくんのランドセルをのぞくお義父さん。しかしお義父さんは機械の知識がからっきしのうえ、手先が不器用なタイプのよう。わけもわからず触りまくったあげく、アユムくんの勉強道具を次々と破壊していきます。
壊した筆箱
【編集部コメント】 お義父さんがアユムくんを大事に思っているのは事実です。しかしタブレットに続いて今度は筆箱まで……。次々と勉強道具を破壊してしまっては本末転倒。シオリさんが怒りにふるえて鬼になる姿が想像できます。
孫の笑顔
【編集部コメント】 アユムくんはとても嬉しそうです。お義父さんがアユムくんを喜ばせようと思ってしていることを、アユムくんはちゃんと分かってくれているのですね。しかしやることなすこと裏目に出て、シオリさんとは思いがすれ違ってしまっています。家族の子育て論が合わないのはトラブルに発展しそうですね。
事件!
【編集部コメント】 大変! アユムくんはおじいちゃんにかっこいいところを見せたくて頑張りすぎてしまいました。派手に転んで泣いています。ケガをしてしまったのでしょうか? これにはお義父さんも大焦りです。
【私の気持ち】怒り
【編集部コメント】 シオリさんは慌てて病院へ駆けつけました。その心は、いつも制止を振り切って遊びに連れて行ってしまうお義父さんへの怒りでいっぱいです。アユムくんが連れ出されたせいで痛い思いをしたとなれば、無理もないですね。
もうムリ
【編集部コメント】 旦那さんに怒りをぶつけるシオリさんの声を聞いてしまったお義父さん。自分の不注意で起きてしまった事件の数々……お義父さんもさすがに言い返すことはできないでしょう。
【義父の気持ち】キャンセル
【編集部コメント】 アユムくんが自分の不注意のせいでケガをしたのに、旅行になんてしていられません。いつもならパッと気持ちを切り替えるお義父さんですが、今回ばかりはそうもいかなかったようです。
【私の気持ち】お見舞い
【編集部コメント】 自分のせいでケガをさせてしまったと落ち込むお義父さん。シオリさんは腹を立てているものの「さすがに今回のことでわかってくれただろう」と思っています。そんなタイミングで、アユムくんのケガを知ったお義父さんの老人会仲間たちが差し入れを持って乗り込んできました。お義父さんの落ち込みを知ってお見舞いに来てくれたのですね。
集中砲火
【編集部コメント】 お義父さんは自分を責めて落ち込み、楽しみにしていた老人会仲間との旅行をキャンセルしてしまいました。その姿を見て、仲間のみなさんは「シオリさんが冷たすぎるのではないか」と同情したようです。しかしみなさんに責められてしまったシオリさんはいたたまれないですね。
義父の激怒
【編集部コメント】 お義父さんをかばいにきたはずの仲間たちは、シオリさんを攻撃したことで逆にお義父さんを怒らせてしまったようです。「こんなにいい嫁はいない」とのお義父さんの本音を聞いて、シオリさんはどう感じていたのでしょうか。
かばう息子
【編集部コメント】 お義父さんとシオリさんが子育ての方針をめぐって気まずい雰囲気になっていることは、アユムくんにも伝わってしまっていたようです。そしてお義父さんがシオリさんを困らせてしまう出来事の数々は、アユムくんのためを思っての行動だということも……。お母さんに「おじいちゃんは悪くない、自分のせいなんだ」と言うのはとても勇気がいることだったでしょう。
話し合えば
【編集部コメント】 お義父さんもシオリさんも、アユムくんのことを考えて行動しています。それぞれが自分のやり方をかたくなに貫こうとするあまり、すれ違ってしまったのかもしれません。きちんと話し合いをしてルールを設ければもう少し暮らしやすくなるのではないでしょうか。
約束
【編集部コメント】 シオリさんもお義父さんに気をつかい、言いたいこともなかなか言えない状況だったのかもしれません。いつも強引にアユムくんを連れ出され、話し合いなんてとても無理だとあきらめていたのでしょう。しかしお互いに歩み寄れる今ならばうまくいきそうですね。
町内付き合い
【編集部コメント】 老人会の仲間たちがお義父さんの助けになりたかった気持ちは、シオリさんにだってわかっています。逆にお義父さんが味方をしてくれたのはシオリさんにとって嬉しい出来事でした。シオリさんは不愛想に見えてしまう自分のことも少し反省したようですね。
新たな暮らしへ
【編集部コメント】 シオリさんもお義父さんも、アユムくんを大切に思っています。けれど「アユムくんにこう育ってほしい」という理想はそれぞれです。旦那さんの意見によってもまた違うやり方が出てくるかもしれません。話し合いによってお互いに歩み寄りながら、新たな同居生活もうまくやっていけるといいですね。