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森永氏「こんなことが許されていいはずがない」能登半島地震から11ヶ月 深刻な人口流出が問題に

文化放送

お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)
10月21日の放送では大竹と、経済アナリストの森永卓郎氏が、1月に起きた能登半島地震で被災地となった石川県輪島市で、市立小学校全9校を3校に再編する案が検討されているという読売新聞を取り上げた。
奥能登4市町(珠洲市、輪島市、能登町、穴水町)では地震後、人口流出が加速しているほか、衆議院選挙の投票所不足なども問題視されている。

大竹まこと「被災された場所では投票所も少なくなっていると。そこに行くにもバスが一日数本しかない、そういう状況で選挙なんかやっている場合ではないだろうという地元の声が寄せられています」

森永卓郎氏「今まで震度7以上の地震のときって、100%補正予算を組んでいるんですよ。能登の場合はそこに1ヶ月前の豪雨が重なってくるわけですね。誰がどう見ても補正予算を組んで地元の人を救わないといけないんです、日本国民の義務として」

大竹「そうです」

森永氏「私は解散総選挙に出る前に首班指名選挙で集まったんだから、なんであのときに補正予算を組まなかったのかなと。官僚の中で能登を見捨ててしまえという邪な心がどこかにあるのではないかという気がして仕方がないんですよね。何で助けないんだと」

大竹「これだけ遅れていると、どうしてだろうと皆んな思っていますよね!」

森永氏「1月に地震があってもうすぐ11ヶ月目に入る。こんなこと許されて良いはずがないじゃないですか、同じ国民なんだから。これを許したら皆さんが住んでいる地域を大地震が襲ったとき同じ目に遭うということですよ」

大竹「しかも選挙にもいけないかもしれない」

森永氏「民主主義を何だと思っているんでしょうね」

大竹「今回は急な選挙ということもあるのかもしれないけれども、ここぐらいは予算を出したって……」

森永氏「国民誰1人文句は言わないと思いますけどね」

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