【京都レトロ食堂】町の名店で評判の牛すじカレーうどんを堪能!元田中「てんぐ食堂」
「てんぐ食堂」元田中駅からすぐ、東大路沿にある老舗「てんぐ食堂」。ごろごろと牛すじの入った名物「牛すじカレーうどん」をご紹介します。
元田中の昭和レトロな食堂
叡山電鉄 元田中駅からすぐ、東大路通り沿いにたたずむ昭和レトロな食堂「てんぐ食堂」。
創業から80年近く、親子3世代で続く、まさに地元密着の町の名店です。
昭和時代にタイムトリップしたかのような、どこか懐かしいレトロな店内。テーブル席のみの構成で、ピークタイムには相席になることもあります。
店内には、食堂らしいお出汁の香りがふんわりと広がり、食欲をそそります。
うどん、そば、中華そば、どんぶり類など、メニューは壁一面にずらり。
かけうどん・かけそばは300円と、驚きの安さ。メインの価格帯は500円〜700円と、まさに昭和のまま。
一番高いメニューでも、牛すじ鍋焼きうどんが1,020円です(※イベントメニューを除く)。
この日はすでに売り切れていましたが、おはぎやいなり寿司もあり、こちらも評判の人気メニューです。
人気は牛すじカレーうどん
今回は、名物の『牛すじカレーうどん』に温泉玉子をトッピングしていただきました。
和出汁をベースにスパイスを効かせ、とろみを加えた一杯。やさしいお出汁の香りと、スパイスの刺激的な香りが絶妙に混ざり合い、食欲をそそります。
柔らかくもありますが、ほどよいもちもち感が美味しいい京うどんです。
カレールーとの絡みがよく、スルスルと箸がすすみます。
和出汁の味わいにスパイスの辛味が重なります。少し辛目で刺激的、クセになる美味しさでした。
食べ終わるころには、少し汗ばむくらいのスパイス感です。
特筆すべきは、ゴロゴロと入った大ぶりカットの牛すじ。
ふわふわと感じるほど柔らかく煮込まれており、カレーの風味が加わることで、一段と美味しさを引き立てています。店主のこだわりが感じられる逸品です。
温泉玉子トッピングなしなら「牛すじカレーうどん」は、900円(税込)とお値打ち価格。ぜひ一度ご賞味ください。
セルフサービスながら、水だけでなく冷たいお茶も用意されており、細やかな気配りが感じられます。
こうした心遣いの積み重ねが、長年にわたって愛されてきた理由のひとつなのでしょう。
お腹も心も満たしてくれる、町の名店。
10時から16時までの営業で、早めの朝ごはんから遅めのランチまで、幅広く利用できるのも魅力のひとつです。
これからも、ずっと変わらずに続いてほしいお店です。
店舗情報
店名:てんぐ食堂
住所:京都市左京区田中西大久保町47
営業時間:10:00〜16:00
定休日:火曜