東海地方を中心に展開する「ABホテル」に宿泊してみた → 朝食つきで大浴場もあるのに安くてビビった!
2025年8月、まさかの41.8℃を記録して国内観測史上最高気温を更新した群馬県伊勢崎市。
お盆休みを利用して現地に行ったらまったく暑くなくてズッコケたものだが、その際利用したホテルがなかなかよくて印象に残っている。その名も「ABホテル」。東海地方を中心に展開しているチェーンである。
・ABホテルとは
ABホテルは「Amenity Bright -快適に心地よく、明るく輝く-」をコンセプトにしていて、そこからとって「AB」らしい。現時点(2025年9月8日)でのホテル数は全部で37だが、1つまた1つと新しくオープンさせているあたり人気なのだろう。
今回はシングルルームを楽天トラベルで予約して9000円。お盆真っ只中の連休でこの値段だから驚かされる。ちなみにホテルの場所や人数など条件はあるものの、プラン次第で3000〜5000円くらいで泊まれることもあるっぽくだいぶ安い。
物価高の今、1万円を切ってくるだけでありがたい気もするが、それでいながらABホテル伊勢崎は安さ以外にもとんでもない強みを持っていた。というのも、駅からロータリーに出ると……
近ッ……!!
そう、目と鼻の先という表現がピッタリなくらい駅から至近距離にあるのだ。それで大浴場&朝食つきだからビビるしかない。
・泊まってみた
ただ、そうは言っても実際に泊まってみたら思ってたのと違ったってことも少なくない。最後まで油断できないところだが……
うむ、苦しゅうない。THEビジホといった感じでまったくもって問題なかった。
ユニットバスはこんな感じでよくあるタイプ。全体的にキレイだし、ウォシュレットだというのも二重丸!
なお、ウリの1つとして挙げられていた大浴場は10人くらい入るとパンパンになるかなぁという感じであった。さすがに広々としているワケではなかったものの、大浴場はついているだけでも嬉しいものだ。
・朝食の内容
さて、注目の朝食はどうだろう。ビュッフェ形式なので自分で好きなものを取っていくのだが……
いろんな野菜をはじめ……
和だけでなく洋もあり。無料だけにちょっとしたものかなと思っていたら、おかずもそれなりに数あってバランスよく用意されていたから驚いた。
ご飯かパンを選ぶこともできたし、それから……
フルーツまであって、とても無料だと思えないラインナップだ。
でもって、最初に作った朝食はこちら。朝からこれだけのものをしっかり食べられるのはありがたい。
あとはおかわりをしつつ、朝カレーも堪能。栄養チャージして1日をスタートさせることができた。
飲食スペースこそ広くはないものの、無料だということを考えたら文句などない。飲み物もいろいろ用意されていたし、これならいい朝を迎えられるだろう。
・覚えておいて損なし
という感じでお値段以上だったABホテル。どこかがぶち抜けてスゴいというより、平均的に卒ない印象のホテルで快適に過ごすことができた。
とにかく、朝食無料でメニューも豊富というのが何より強い。宿泊する立場からするとありがたいし、ホテル数が増えているのも納得だ。
ホテルが多くある東海地方では特に要チェック。その名前を覚えておいて損はないだろう。
参考リンク:楽天トラベル、ABホテル
執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.