JP Drone、インフラ点検用ドローン「JP-1」の飛行性能が33%向上
JP Drone株式会社(以下、JP Drone)は、同社開発の新型高性能高容量バッテリーを搭載した業務用ドローン「JP-1」の飛行性能が大幅に向上したと発表
JP-1の飛行時間が飛躍的に向上
この新型高容量バッテリーの導入により、「JP-1」の飛行時間は33%向上と大幅に改善された。従来比1.33倍の連続飛行が可能となることで、複雑な点検業務や広範囲の確認作業を中断することなく遂行でき、非GPS空間の屋内狭隘箇所の点検作業が一層効率的に行えるようになるという。
「JP-1」の諸元
機体サイズ横297mm × 縦291mm重量機体のみ700g飛行時間ペイロードなしで16分カメラ360度カメラ、GoPro等のアクションカムを搭載可能飛行方法手動飛行 / 自動飛行安全対策非GPS環境での自律制御、衝突防止機能
高性能高容量バッテリーを自社開発
新型高性能高容量バッテリー「JPD50004S75CLP」は、同社が仕様を決定し、高い技術力と品質管理を誇るリチウムイオンバッテリーメーカーに製造を委託している。実績ある製造プロセスにより、最先端の技術と高い品質管理が保証されたバッテリーを提供できる体制を構築した。
「JPD50004S75CLP」は、PSEマーク取得により、安全性と信頼性を確保し、安心して使える製品だ。
バッテリー「JPD50004S75CLP」の概要
BMS(バッテリーマネジメントシステム)バッテリー残量表示インジケーターPSE適合性検査合格 Test Standards : JIS C 62133-2:2020(ポータブル機器に使用するリチウム二次電池の試験方法を規定)
今後の展望
非GPS屋内狭隘空間の点検に最適なドローン「JP-1」は、今回の飛行時間の向上により、さらに多くの点検業務においてその利便性が向上する。同社は、引き続き技術革新と品質向上に努め、クライアントのニーズに応える製品を提供していくとしている。
JP Drone