「枕元に一冊あると助かる」 SNSで大人気の〝海のあかちゃん〟が集まって本になるそうです
赤ちゃんって、かわいい。人間はもちろん、動物の赤ちゃんも、みんなそれぞれ、とってもかわいい。
たとえば、こんな赤ちゃんたちも、かわいい。
2023年4月10日、海洋生物の研究を行っているXユーザーのでんか(@K_theHermit)さんが「磯歩いてて変な生き物がいると思って見てみたらタコの赤ちゃんだった」と呟きながら投稿したこの写真。
指先ほどのちいさなサイズなのに、めっちゃタコだ。
こんな子がふよふよ泳いでいたら、可愛すぎる。
こちらは21年12月15日に投稿されたイセエビの赤ちゃん。まだ透明で、こちらも指先ほどの小ささなのに、形はめっちゃイセエビ。ヒゲも立派だ。
カニの赤ちゃん、ウニの赤ちゃんはどんな姿?
でんかさんの投稿したタコの赤ちゃんは3万3000件、イセエビの赤ちゃんは14万件もの「いいね」(7日夕時点)を集めるなど話題に。
「つぶらな目が可愛い」 「かわいい、食べてしまいたい()」 「なんという可愛さ」 「すごい、綺麗。生命ってすごいな」
といった反応が寄せられており、赤ちゃんたちが多くのユーザーを虜にしたことが伺える。
でんかさんはカニやウニ、貝など他にもたくさんの〝海の赤ちゃん〟たちを紹介しており、どの赤ちゃんも大人気。
そして25年8月1日、でんかさんが出会ってきた海の赤ちゃんたちを集めた生態写真集「海のあかちゃん」(ワニブックス)が発売となる。でんかさんが自身のアカウントで6月26日、「枕元に一冊あると助かる本になりました」と告知した。
数ミリサイズの海のあかちゃん生物や、大人になっても数センチほどにしかならないちいさな海の生物を掲載しているそう。
7月1日、Jタウンネットの取材に応じ、書籍の出版について「ほぼ毎日のように海に行ってこつこつと撮影したことが実を結んで嬉しい」と喜んでいた、でんかさん。
〝海のあかちゃん〟の魅力については、こう語る。
「多くの人にとって海の生物といえば魚かもしれません。この本では、魚だけでなく、カニ、クラゲ、貝など、さまざまな海の仲間たちを紹介しています」 「あかちゃんの頃の姿は、大人をミニチュアにしたような生物もいれば、まったく形が違う生物もいます。しかし、それぞれにユニークな生き方があり、その小さな体に驚くべき生態がつまっているところが魅力的です」(でんかさん)
写真とやさしい解説だけでなく、多くの生物にはスマホであかちゃんが動く姿を見られるQRコードも添えられているという、書籍「海のあかちゃん」。
「ちょっと生き物に興味あるけど、海は遠いし...専門書は難しいし...」という人にピッタリな内容になっているそうだ。
「子供のころに生き物を夢中で探した日のことを思い出したり、ちょっと疲れた夜にページをめくって海に思いをはせたり。もちろん、大人だけでなく、ちいさなお子さまも楽しめる内容なので、海の生物へ興味をもつきっかけの1冊になったら嬉しいです」(でんかさん)