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【LIVE REPORT】LiVSが東名阪仙ツアーを完走、リベンジとなる2度目の下北沢シャングリラ公演へ

StoryWriter

取材&文:西澤裕郎
写真:伊藤洸太

LiVSが2025年3月15日(土)、東名阪仙の4大都市を回る〈GNiTED SOLiD TOUR〉のファイナル公演を、東京・SHIBUYA CYCLONEにて開催した。

“人間最高”をコンセプトに活動を続けるアイドルグループ、LiVS。元WACK代表・渡辺淳之介から出資を受けたALL INc.主催によるアイドルオーディション「THE LAST CHANCE PROJECT」を経て、2023年8月13日にデビュー。現在は、コンニチハクリニック、ランルウ、スズカステラ、コチャキンTV、ユニセックス、ミニ・マルコの6人で活動している。

2024年には下北沢シャングリラ、SHIBUYA WWWXでのワンマンライブを成功させ、2025年以降にLIQUIDROOMやZeppでのワンマンを目標に、ライブを中心に活動を続けている。そんなLiVSのSHIBUYA CYCLONE公演をレポートする。

音楽というタイムマシンで、ここにいる人たち全員乗せて、上まで上がっていこうぜ!

LiVS©伊藤洸太

11時30分直前。ステージ脇からメンバーたちの気合いを入れる声が漏れ聞こえると、目撃者(※LiVSファンの総称)たちが沸き立った。

6人のメンバーがステージに登場すると、「はじめまして、私たちLiVSです」とコチャキンTVが挨拶。「Believe」のギターイントロが流れると、目撃者たちのミックスで会場の熱が一気に急上昇。ソリッドなギターロック曲「JUST ONCE」、アッパーなロック曲「CONNECT」と立て続けに披露し、フロアは大盛り上がりを見せる。

コンニチハクリニック©伊藤洸太

スズカステラ©伊藤洸太

改めて「はじめまして、私たちLiVSです」と挨拶し、1人ずつ自己紹介を終えると、コンニチハクリニックが「もっともっと気合い入れていきたいんですけど、気合い入れるためになにすればいい?」と目撃者に問いかける。続けて、「円陣をしたいと思います!」と宣言すると、メンバーが円陣を組み手を合わせ、「いくぞー!」と声をあげ、「始まりの歌」へ。目撃者同士も肩を組み、揺れ、一体感を生んだ。エスニックでダンサブルな「脱Masquerade」、初期楽曲「EGO」「Shooting Star」と続け、LiVS流アイドル楽曲「ときとき

︎めきめきガガーリン」では、フロアで目撃者たちがサークルを作りミックスを打った。

コチャキンTV©伊藤洸太

ランルウ©伊藤洸太

2ndアルバムのタイトル曲でもある「Don’t Look Back」を力強く歌い終えると、コチャキンTVはMCで「嬉しすぎてスカートのチャックが空いていた」と笑いながら語る。「それくらい気分が高まっています。ここにいる全員一体となって渋谷全体で盛り上がっていきたいけど、いけますか? ぶち上がっていけるか?」と目撃者を煽ると、「RとC」へ。メンバーと目撃者がヘッドバンキングをする同曲の中で、コンニチハクリニックは客席にダイブし、さらなる盛り上がりを見せた。

ダイブするコンニチハクリニック©伊藤洸太

一転、メロウな「Colorful」を披露した後、「ZOMBiES」ではマルコが「お前ら、全員死んでゾンビになっちゃっても忘れねえからな!」と語り、感情たっぷりに歌い上げた。

ミニ・マルコ©伊藤洸太

さらに、トップシークレットマンしのだ提供のミクスチャー楽曲「僕の声、跳ね返る」から「MUSiC」「BACKLiGHT」「Letter」と一気に畳み掛ける。

ユニセックス©伊藤洸太

「今回のツアーをまわって、たくさんの目撃者に見てもらえて、応援してもらっているんだという実感が改めてわきました。ライブで音楽で感謝をかえしていければと思います」とマルコが感謝を述べると、「去年8月にLiVS1周年のライブを下北沢シャングリラで行ったんですけど、鮮明に覚えていて。LiVSにとって思い入れのある宝石のような時間でした。ただ、ひとつ心残りがあって。シャングリラを満員にできなかったことが今でも悔しいと思っているんです。去年より大きくなったLiVSで2周年をみんなと過ごしたいと思っていて。その2周年を迎えるため、5月7日、シャングリラ・リベンジが決定しました」。

そう語ると、目撃者たちから大きな拍手が起こった。

「絶対に絶対に満員でみんなと過ごしたいので、来てください。今日ここに来てくれた人も、いまなかなか会えなくなってしまった人も、これから新しく会う人も、みんながいるから私たちはこうやってライブができています。みんなからもらう愛に私たちはライブをして返すことしかできないけど、やっぱりどんなグループより楽しいと思って欲しいし、応援してよかった、一緒に夢を追っていけるなと思っていてほしいんです。だから、これから先も、ずっとずっとLiVSはここで最高のライブをしつづけていきます。また音楽で会いたいです。音楽というタイムマシンで、ここにいる人たち全員乗せて、上まで上がっていこうぜ!」

そう熱く語ると、<音楽というタイムマシン>という歌詞が印象的な初期楽曲「Preserved」、そして最後に、ラストチャンスプロジェクトで落ちてしまった候補生から合宿の後に送られてきた手紙から誕生した楽曲「ONE」を感情たっぷりに歌い上げた。

そしてメンバーから発表が。4月26日(土)に2nd EP『WARMiNG』を発売すること、それがLiVS史上初の全国流通となること、さらに全国各地のタワーレコードでリリースイベントを開催することを伝えると、目撃者たちから大歓声が起こった。加えて、全国4大都市を回るリリースツアー “Revenge Shangrila”を東名阪仙で開催することを発表。最後は、メンバー同士、目撃者同士が手を握り合い、「人間最高!」と力強く叫び、〈GNiTED SOLiD TOUR〉ファイナルは大団円を迎えた。

LiVS©伊藤洸太

ツアーに限らず、LiVSは普段からライブを数多く行っているグループだ。最近では、アイドルとの対バンだけでなく、若手バンドとの対バンも増えている。このツアーファイナルを見て、彼女たちがライブを重ねる中でつけた自信がパフォーマンスにも強く現れていることが伝わってきた。コチャキンTV、ユニセックスの個性の異なる表現力豊かなヴォーカル、ミニ・マルコの圧倒的な歌唱力と伸びのある歌声を中心に、ランルウ、スズカステラの個性あふれる歌声がアクセントとなり、コンニチハクリニックの客席に飛び込むほどのエネルギーがグルーヴを生み出す。6人それぞれの個性を活かしながらグループとしての厚みが増してきた。そんなことを感じるワンマンだった。

リベンジとなる2度目の下北沢シャングリラ。2025年、そしてそれ以降のLiVSの未来に繋がる大切なワンマンに向かってLiVSは再び新しい一歩を踏み出した。

『GNiTED SOLiD TOUR』
2025年3月15日(土)東京(ファイナル)SHIBUYA CYCLONE
1. Believe
2. JUST ONCE
3. CONNECT
4. 始まりの歌
5. 脱Masquerade
6. EGO
7. Shooting Star
8. ときとき

めきめきガガーリン
9. Don’t Look Back
10. RとC
11. Colorful
12. ZOMBiES→
13. 僕の声、跳ね返る
14. MUSiC
15. BACKLiGHT
16. Letter
17. Preserved
18. ONE

■ライブ情報

2nd EP『WARMiNG』Release Tour “Revenge Shangrila”
4月26日(土)@東京 下北沢251
OPEN 11:00 START11:30

4月27日(日)@仙台 enn3rd
OPEN 17:00 START17:30

5月3日(土)@大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
OPEN 17:00 START17:30

5月4日(日)@名古屋 新栄DAYTRIVE
OPEN 17:00 START17:30

5月7日(水)@東京 下北沢シャングリラ
OPEN 18:00 START18:30
ゲスト:しのだくん(トップシークレットマン)

『WARMiNG』リリースイベント詳細
4/7(月)タワーレコード池袋店
OPEN18:40 START19:00

4/10(木)タワーレコード渋谷店5F
OPEN19:00 START19:30

4/12(土)タワーレコード新宿店
OPEN19:00 START19:30

4/17(木)タワーレコード川崎店
OPEN18:30 START19:00

4/21(月)タワーレコード横浜ビブレ店
OPEN18:30 START19:00

4/25(金)タワーレコード池袋店
OPEN18:40 START19:00

4/26(土)タワーレコード錦糸町パルコ店
OPEN18:30 START19:00

4/27(日)タワーレコード仙台パルコ店
OPEN12:30 START13:00

5/3(土)タワーレコード梅田NU茶屋町店
OPEN12:30 START13:00

5/4(日)タワーレコード名古屋近鉄パッセ店
OPEN11:30 START12:00

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