バリー・コーガン、ビートルズのリンゴ・スター役演じる ─ 4人それぞれが伝記映画化、リンゴ本人が認める
『エターナルズ』(2021)や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のバリー・コーガンが、英リヴァプール発の伝説的ロックバンド、ビートルズのメンバー4人それぞれの伝記映画にて、ドラマーのリンゴ・スターを演じることが分かった。リンゴ本人がのインタビューにて認めている。
本企画は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンそれぞれの視点から描かれる4作の映画シリーズ。相互接続的な物語となり、1970年のバンド解散に至るまでの軌跡が描かれることとている。米ソニー・ピクチャーズによる出資・配給のもと、2027年の全世界公開が見込まれている。
監督・製作を兼任するのは『007 スカイフォール』(2012)や『1917 命をかけた伝令』(2019)を手がけたサム・メンデス。劇中での楽曲の使用や、メンバー4人の人生で起きた出来事について、ビートルズ側の全面協力を得られる本格的なプロジェクトとして注目を集めている。
コーガンが自身のキャラクターを演じることに、リンゴは「素晴らしいと思います。彼はどこかでドラムのレッスンを受けていると思います。そう多くないとよいのですが」と率直に答えている。
押しも押されぬ人気俳優のコーガンは、主演ドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」(2013-2022)の映画版がるほか、『THE BATMAN―ザ・バットマン―』続編映画でのカムバックを問われ、「僕の笑顔がすべてを物語っています」と含みのある回答をいる。常に強烈な個性を印象付けながらも、どこか可愛らしさもあるコーガンだけに、茶目っ気のあるリンゴ役を好演してくれそうだ。
本作のキャスト情報については、様々な憶測が飛び交い、ジョン・レノン役にハリス・ディキンソン、ジョージ・ハリスン役にジョセフ・クイン、ポール・マッカートニー役にポール・メスカルという噂が浮上していた。コーガンもリンゴ役として噂されていた1人だ。他3名を演じる俳優についても非常に気になるところだ。
なお、ビートルズについては、巨匠マーティン・スコセッシも製作に名を連ねる新作ドキュメンタリー『ビートルズ’64』がにて間もなくとなる。60年の歳月を経て、今もタイムレスな輝きを放つ4人の軌跡も合わせてチェックしたい。
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