坂東玉三郎演出、IMP.影山拓也主演舞台『星列車で行こう』開幕、約5,000もの星球が客席を包んだオフィシャルレポート到着(コメントあり)
7月27日(土)に京都 南座にて坂東玉三郎演出、IMP.影山拓也主演の舞台『星列車で行こう』が幕を上げた。
夢を見つけられるという伝説のある列車で繰り広げられる、青年たちの葛藤を描くオリジナルストーリー。劇場には満天の星空が出現し、観客は舞台上に現れた星列車にと共に、壮大な宇宙空間を旅する。初日を迎えての出演者のコメント、舞台のレポートが到着したので紹介する。
葛藤を抱く3人の青年(演:影山拓也、松田悟志、松村龍之介)が夢を見つけられるという伝説のある「星列車」に集まり、車掌(演:石井一孝)の導きにより、星空を巡る夢の旅へと出掛ける。そして、物語は越路吹雪「一寸おたずねします」、堀内孝雄「旅はいいもんだ」、浜田省吾「MONEY」、ベン・E・キング「Stand by Me」など、往年の名曲の数々に乗せて進んでいく。最後には、約5000もの星球(照明)が客席までをも包み込み、劇場全体が宇宙空間になったような神秘的な光景が広がる。月光に照らされた4人がビートルズの名曲「Let It Be」をストーリーに合わせたオリジナルの歌詞で歌い上げ、幻想的な余韻を残しての幕となった。
初日を迎えた4人がそれぞれ公演に向けての思いを語った。
影山拓也「玉三郎さんから演技や歌のご指導をたくさんいただき、一瞬一瞬が勉強になる貴重な機会となりました。稽古期間中は、稽古以外の時間でも動画を何回も見返し、必死に稽古に臨んでいました。世界観や歌、この舞台の全てが見どころです。劇場でお待ちしております!」
松田悟志「玉三郎さんが稽古初日に仰られていた「星空を駆ける列車」というイメージがそのまま再現された舞台です。満点の星空が劇場を包み込む素晴らしい空間をお楽しみください!」
松村龍之介「注目いただきたいシーンは、歌舞伎の衣裳を着て颯爽と登場する五郎初登場の場面です!普段着ることがない衣裳で大変光栄な体験でした。衣裳を脱ぐまでの立ち振る舞いも、ご注目ください!」
石井一孝「32年という長い俳優人生の中でも、玉三郎さんが稽古中にくださるアドバイスには気づかされることが多くありました。アンサンブルキャストのダンスや佇まい、さらには裏方のスタッフによる場面転換を含め、みんなで作り上げた作品を是非お楽しみください」
『星列車で行こう』は8月19日(月)まで京都 南座、8月23日(金)~26日(月)に名古屋 御園座にて上演。チケットはイープラスにて販売中。