シス・カンパニーが日本文学シアターVol.7『夫婦パラダイス』を上演~尾上松也、瀧内公美、鈴木浩介、福地桃子、高田聖子、段田安則が出演
シス・カンパニーは、日本文学シアターVol.7『夫婦パラダイス』(作:北村想 、演出:寺十吾)を、2024年9月、東京・愛知・大阪で上演する。出演は、尾上松也、瀧内公美、鈴木浩介、福地桃子、高田聖子、段田安則。
本作は、シス・カンパニーが日本文学のレジェンドたちやその名作へのリスペクトを込め、北村想のオリジナル戯曲を寺十吾の演出で上演する「日本文学シアター」シリーズの第7弾だ。2013年作品『グッドバイ』以来、様々な日本文学の世界をモチーフに、斬新な発想を加えた作品を上演してきた。
過去に、太宰治、夏目漱石、長谷川伸、能「黒塚」、江戸川乱歩、坂口安吾へのオマージュから、大胆ながらも叙情感あふれる瑞々しい別世界を創り上げてきた本シリーズだが、今回オマージュを捧げるレジェンドは、「織田作( おださく)」の愛称で親しまれた無頼派作家「織田作之助」だ。その代表作「夫婦善哉」が大きなインスピレーションとなっている。今作『夫婦(めおと)パラダイス』は「おださく」が愛し続けた生まれ故郷・大阪を舞台にした、『夫婦善哉』柳吉と蝶子の物語がどのような世界に変容していくのか……非常に楽しみだ。詳細の続報を待ちたい。