【読書の秋】宮部みゆき小説おすすめ作品ランキング
1987年に「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビューした小説家の宮部みゆきさん。時代物にファンタジー、ホラー、身近な社会問題を扱ったミステリーなど、幅広いジャンルを手がけています。登場人物の心理描写が丁寧で、スリルのある展開の物語に引き込まれる!そこで今回は「宮部みゆき小説おすすめ作品ランキング」をご紹介します!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【宮部みゆき小説 おすすめ作品ランキング】
第1位 模倣犯(914票)
第2位 ソロモンの偽証(753票)
第3位 火車(610票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)7676名/調査日:2024年8月3日
読み応え抜群の名作!1位は「模倣犯」!
<投票者のコメント>
「すごい衝撃だった」
「こんなにリアルに映像が浮かんで、感情がかき乱される作品はなかなかない」
「事件の残虐性と、終盤の犯人への追い込みがとても面白かったから」
2001年に発売された、宮部みゆきさんの大ベストセラー小説「模倣犯」。毎日出版文化賞特別賞や、司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞しました。未曾有の連続誘拐殺人事件を、被害者の遺族や犯人、警察、事件を追うルポライター、それぞれの視点で描いた物語。伏線が張り巡らされ、登場人物の心理描写が丁寧で、ページをめくる手が止まらなくなります。2002年に中居正広さん主演で映画化され、2016年には中谷美紀さん主演でドラマ化されました!
映画化もされた大人気ミステリー!2位は「ソロモンの偽証」!
<投票者のコメント>
「ハラハラドキドキした」
「映画がすばらしくて、原作を読んでみたいと思った作品だったから」
「斬新で意外な結末が良かった」
“現代ミステリーの金字塔”といわれる、2012年に発売された「ソロモンの偽証」。クリスマス未明に中学生が転落死し、殺人か自殺か疑念が広がる中「同級生の犯行」を告発する手紙が関係者に届き、捜査一課の刑事を父に持つ藤野涼子は謎の死の真相を知るため、「学校内裁判」を行うことに。2015年に映画化され、主人公の名前を芸名にした藤野涼子さんや板垣瑞生さんなどが出演しました!
借金をテーマにした社会派小説!3位は「火車」!
<投票者のコメント>
「一番、好きな作品です」
「まさに傑作。一気読みしちゃいますよ」
「原作もドラマも、面白かった」
山本周五郎賞を受賞した、1992年発売の「火車」。休職中の刑事が遠縁の男性から頼まれて彼の婚約者を捜すことになり、捜査によって徹底的に足取りを消して自らの意思で失踪した彼女の真の姿に迫っていき…。借金の恐ろしさを描いた物語で、社会派小説が好みの方におすすめの名作です!