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「思い出すのはアベノマスク」政府の備蓄米放出で価格はどうなる?

文化放送

寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が2月14日に放送。金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介氏が、政府の備蓄米放出について意見を交わした。

寺島アナ「農林水産省は価格が高騰している米の市場流通を促すため、政府備蓄米を最大21万トンを放出する方針を固めました。流通円滑化を目的に政府が備蓄米を放出するのは初めてです。大手集荷業者を対象に入札を行うとしています。初回は15万トンを想定します。2回目以降は米の流通状況を踏まえて判断するといいます。去年産の生産量は、679万トンと前の年に比べて18万トン増えたんですが、足元では家庭や外食に充分に行きわたっておらず、価格高騰が続いています。これどうですか? 内藤さん」

内藤「投機的な動きを潰すために放出することはあっていいと思います。直近で思い出すのはアベノマスクですよね。コロナの時に、マスクが1つ1000円とかバカみたいな値段で売っていた。あれは、結局アベノマスクの…マスク自体のクオリティはいろいろ議論がありましたけれども、とにかく配ったことで投機的な動きは潰れましたよね。そういう意味で、これはいいと思うんですよ。ただ、それとは別に、農家の人の話を伺っていると、今までが安すぎたんですよ。例えば、話題になってるキャベツですが、例えば400円とかで高いと言ってますけど、逆に言うと今まで170円で売ってたのが…」

寺島「安すぎた」

内藤「170円で買えるということは、流通コストも入って、スーパーなり八百屋さんの儲けが入っての話ですから、あれを1個売って、農家さんの懐にいくら入るのかと」

寺島「そうですね、考えてみたら」

内藤「だから農業をやっていただくためには、ビジネスとして成り立つようにしないと。ましてや、保険でお金の補填があるかもしれませんが、よく収穫間際に台風の被害を受けたという話があるじゃないですか。心が折れますからね。我々にとっては価格高騰は困るっちゃ困るんですが、特にこういう投機的な動きは潰す必要があると思いますけれども、ひたすら安い方へという圧力が強すぎたんじゃないかというふうに考えてもいいような気がしますね」

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