柴犬あるある、ワンプロは決着がつかないまま終わるとこ
今週の「柴犬のここが好き」
お友達や同居犬とワンプロするとき、どちらも寝っ転がるので勝負がつかないとこ。
ガウガウ始めたなあ〜と思っていたら
「ゴロン」
寝技 対 寝技で決まり手なし。
ワンプロかと思ったら、イチャイチャしてるだけなの?
勝負をつける気はなさそうなだけではなく、二人でゴロゴロして楽しそうにも見えるのです。
前足でお互いの顎をちょんちょん。
あれ?お顔をペロペロし出した?
なんだか二人とも目がトロンと・・・まどろんできて・・・。
確かに「今からワンプロを始めます!」と言って始めたわけではないので、そもそもワンプロではなかったのかもしれません。
途中で気持ちが変わったのかもしれません。
ガウガウぶつかり合うのも楽しそうだし、二人でまどろんでいるのもかわいいし、とにかく、柴犬×柴犬は無限大なのです!
今週のおまけ
こよみさんは我が家に来てから、お友達とワンプロをしたことはありません。
3歳半までにそういう経験をしたことがあったのかもわかりません。
お散歩でお友達に会うと、初めは無口なこよみさん。
ところが、お友達のお顔に鼻先が触れそうな距離まで近づくと・・・
いきなり「ワッ!!!」と大きな声を出すので、お友達の耳が「キーン」となるのです。
キーンとなってびっくり顔のお友達。
「すみません。キーンてなってごめんね」平謝りな私。
ご近所のお家の中にいるわんこまで吠え出して、大合唱になってしまうことも・・・
なんとなく気まずくなってその場を立ち去ることもしばしば。
こよみさんのワンプロは私が相手になってあげます。
と言っても、私の一方通行なことが多く、こよみさんが乗ってきてくれても途中で興醒めにしてしまいます。
そんな時は諦めて、一緒にまどろむに限ります。
こよみさんと添い寝させていただける幸せ。
この時間は本当になんとも言えない幸せな気持ちになるのです。
しかし、幸せな時間は長く続きません。
写真が一枚撮れるか、撮れないくらいのわずかな時間でこよみさんは私の腕をすり抜けて立ち去ってしまいます。
腕に残るこよみさんの温もりとほんのり香る匂い。
クンクン。
こよみさんの暖かさのある犬臭さを嗅ぐのもまた幸せなのです。
もう少し、もう少しだけ一緒に寝たい。
その願望が叶う日は来るのでしょうか。
作者紹介:ここ柴
京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。