【八千代市】居場所を求める若者たちへ「はこぶね」が新たな挑戦へ!
行き場のない若者たちへオトモダチを…。
前回の取材から2年半たった今、オトモダチ大作戦から次なるステップへ!
地域の皆さん、楽しいコトが始まりますよ!
活動拠点の移転で、リフォーム大作戦へ
児童養護施設や里親家庭など社会的養護下の若者へのアフターケア事業を展開している一般社団法人「はこぶね」は、「若者たちに居場所を作ってあげたい」と、休眠預金等活用事業制度を利用、2021年八千代市ゆりのき台に「トモカフェ」を開設。
「オトモダチ大作戦」と称し、話し相手となってくれるボランティア=フレンズさんと共に3年間、この地で若者たちを支えてきました。
同制度の期限を終えた今年の2月、八千代ユネスコ協会が運営するコミュニティスペース「OKAMURASDGs BASE」(=株式会社オカムラホーム旧本社・同市大和田新田)の2階に活動拠点を移しました。
立ち退き後のまっさらな空間からスタートした新天地。
「若者たちにとって居心地の良い場所にしたい」と代表理事の大藪真樹さんは、リフォーム資金を集めるためにクラウドファンディングで協力を募ると、予想以上のスピードで目標を達成。
「初めての試みで成功するか不安だったのですが、びっくり。私たちの活動が少しずつ広がっていることを実感できてうれしいです。ネクストゴールは、ここへ通う若者たちの交通費を賄えたら。遠くから、自転車で通う子もいるんですよ」と語ります。
実家のようなアットホームな空間も!
前回の取材で紹介した、若者たちへのオトモダチ大作戦。
あれから2年半、若者とオトモダチと共に、夢のある「リフォーム大作戦」を決行しているはこぶね。
リフォーム大作戦では、まるで家にいるようなアットホームでくつろげる空間にしたいそう。
「料理好きな若者たちがココで作ったスイーツや、八千代市の農家直送の野菜や果物を取りそろえて、併設の駐車場で定期的にマルシェも開催したいですね。さらにこども食堂ではなく若者たちのための『若者食堂』も計画中です」と夢をふくらませる副代表の裵秀営さん。
悩みを抱える若者たち。
ココに来ると、誰かが話を聞いてくれるよ。
心をつなぐ場所がきっと見つかるよ。
夢のリフォームは完成に向けて一歩ずつ近づいています。(取材・執筆/しゃん)
一般社団法人「はこぶね」
電話番号/070-1266-3927(午後1時~午後7時)
メールアドレス/hakobune2017.5@gmail.com
ホームページ/https://hakobune201705.net/
Instagram/https://www.instagram.com/hakobune2017/