物を捨てたらお金が貯まる!元汚部屋住人で整理収納アドバイザーの私が捨てた“3つのもの”
片付けと貯金は関係ないようで、深いつながりがあるもの。ものを溜め込むのをやめると、不思議なことにお金が貯まりやすくなるんです。ここでは、元汚部屋の住人で整理収納アドバイザーのわたしが、「捨てたら貯まったもの」をご紹介します。
捨てたもの1.流行の服
流行りの服ほど、賞味期限が短いものはないと思っています。時期を過ぎたら自然と着なくなりますし、個性的なデザインであればあるほど「昔のトレンド」という感じがして、袖を通す回数も減りがちです。
そこでわたしは、1年以上着ていない流行りの服をすべて処分。捨てることでもったいなさを実感した今は、流行り廃りのないシンプルなデザインの服しか買わなくなりました。
そのおかげで、今は2〜4年ほど同じ服をずっと愛用し続けられています。
捨てたもの2. 古くなった収納ボックス
何年も前に買ったカラーボックスなど、捨てるに捨てられない収納はありませんか?
収納ケースや棚は、大きくて価格が高いものほど処分を躊躇しがちです。でも、「いつか使うかも」と置いているだけの収納は、ただ場所をとっているだけ。その収納さえなければ部屋はもっと広々使えていると思うと、なんだかもったいない気がします。
収納場所が余計にあると、「ものの置き場所」が増えて、新たなものを安易に買ってしまうデメリットも……。
カラーボックスなどの使っていない大きな棚をすべて処分すると、家の中がすっきりして、余計な買い物もぐんと減りました。粗大ゴミ料金はかかりましたが、いらない収納は捨ててよかったと実感しています。
捨てたもの3. 冷蔵庫にある化石化した食料品
冷蔵庫の中に、使いかけで期限が切れた調味料や化石化した冷凍食品が眠っていませんか? わたしも、主婦になりたてのころは、興味本位で買った調味料や買いすぎた野菜を使い切れず捨てた経験が何度もあります。
これらはすべて、「食品ロス」。捨ててしまうのなら、食費をムダに使っているのと同じです。こういったムダに気づかないまま過ごしていると、ずっと同じことを繰り返してしまいます。
食材をロスしないためにも、まずは現状を知ることが大事。冷蔵庫をくまなくチェックして、「捨てるべきもの」を探しましょう。使い切れず処分する食品が多いほど、「ムダにしないように気を付けよう」と反省点が見つかるはずです。
「ものを溜め込まない」とお金は貯まるようになる
必要なものだけに囲まれていると、その暮らしが快適になり、自然と「ものを増やさないようにしよう」という意識が芽生えます。
実際にわたしも、不要なものを減らし始めてからは、ものを安易に増やす行為が減りました。余計なお金を使う頻度も減ったおかげで、貯金目標を達成!
思うように貯金が増えない方は、まず家にある不要なものを減らす「捨て活」に取り組んでみてはいかがでしょうか?
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア