山口宇部空港からの韓国直行便 夏休みに4往復運航
学校が夏休み期間中の7月30日(水)から8月6日(水)にかけて、山口宇部空港と韓国・仁川国際空港とを結ぶ「双方向チャーター便」が運航される。1・2月に続く運航で、この時の利用者は2070人で、利用率は99.1%。訪韓した日本客からの再利用希望は、96.7%に上っていた。
運航日は7月30日、8月1日(金)、8月3日(日)、8月6日で、4往復・8便が飛ぶ。時間は、正午宇部発・午後1時40分仁川着と、午前8時半仁川発・10時宇部着。機材は、アシアナ航空のエアバスA321neoが予定されている。定員185人のうち、山口から韓国に向かう人向けの席が、35人分用意されている。
山口県内から韓国に渡る手段としては、下関と釜山とを結ぶ関釜フェリーがあるが、所要時間は一晩かかる。県央部から飛行機で渡韓しようとしたら、福岡市の福岡空港を使うのが一般的だ。だが、空港までの移動にかかる時間・費用・身体の負担は、ばかにならない。その点、山口宇部空港へは車で安・近・短で移動でき、駐車料金も無料。「交通弱者」向けには、同空港とJR新山口駅とを結ぶ「国際線乗り合いタクシー」(片道1000円、要予約)も運航される。
このチャーター便には、旅行商品を通して搭乗できる。取り扱っているのは、サンデン旅行山口営業所(TEL083-923-2500)、エイチ・アイ・エス山口営業所(TEL050-1743-4679)、阪急交通社(TEL0570-089-003)。山口宇部空港のウェブサイト(https://www.yamaguchiube-airport.jp/tour/international/)でも、ツアー内容が紹介されている。