兵庫県の新型コロナ患者が「6週連続増加」。帰省シーズンも重なり、注意が呼びかけられてる
兵庫県内でも急激に新型コロナの患者が増え、感染拡大防止の対策が必要な状態になっているそうです。
兵庫県内の7月下旬の定点医療機関の報告数は「3057人」となり、前の週より「460人」多くなっている状況です。※第30週(7月22日~7月28日)速報値
推移をみると「6週連続」増加し、去年の今の時期を超える勢いになっています。
5類になったし大丈夫だろうと思う人も多いと思いますが、去年5月に5類になって以降も新型コロナが原因で亡くなった人はたくさんいます。
厚労省の統計によると、去年の全国の死者数は新型コロナが5月からの約半年で「1万6043人」、季節性インフルエンザは1年間で「1382人」で、コロナの方が断然多かったことになります。
やはり高齢者や持病のある人などが重症化する傾向にあるといわれていて、お盆の帰省でおじいちゃん・おばあちゃんに会ったり、大人数で集まるときには注意が必要です。
感染予防には「換気」「手洗い・手指消毒」などの基本的な感染対策が呼びかけられていて、病院や高齢者施設の訪問時に「マスク着用」が効果的とされてます。
熱中症という懸念もある「夏」ですから、電車の中やショッピングモールなどでポイント的にマスクを利用することも大事かと。
5類になったことで「治療薬」や「入院医療費」などの特例措置もなくなっていますし、できる限り感染しないように改めて注意したいですね。