【東広島】八本松八十八石仏、来年で建立100年 いわれ記した石碑2基を設置
八本松八十八石仏が1926年に建立され、来年で100周年を迎える。それに先立ち、八本松八十八石仏の会が中心となり、石仏建立のいわれを記した石碑2基を設置した。今年の5月で設立80周年となった広島信用金庫が地域への貢献活動の一環として協賛。9月28日に除幕式が行われ、同会と広島信用金庫八本松支店の関係者ら29人が参加した。
同支店の木島邦明支店長は「石碑の建立が地域活性化のきっかけや、石仏の魅力を発信する一助となればうれしい」、同会の西田敏幸会長は「八本松町は地域開発が進んでいる。その中で新しい住民にも石仏のことを知ってもらいたいという思いがある。100年200年先も地域の人たちに愛してもらえたら」とそれぞれ話していた。
石碑は、縦90㌢㍍、横105㌢㍍。1基はJR八本松駅の向かい側に位置する49番石仏横に、もう1基は曾場ヶ城山の麓にある10番石仏横に設置した。11月9日には、「第55回石仏巡り」の開催を予定している。(山浦)
プレスネット編集部