【アイルランドT】波乱の可能性は低いか? 府中牝馬Sの過去10年の傾向から考える人気と配当
過去10年の傾向【人気と配当】
永年、府中牝馬Sとして行われてきたが、今年からレース名が変更。過去10年の府中牝馬Sから傾向を探る。①人気の[2・3・2・3]は上々で、②人気の[1・2・2・5]も悪くない。20、21年に共倒れの例もあるが、比較的人気が割れる傾向にある割に信頼度は高いと考えていい。
馬連平均配当は4540円で、万馬券は1度も出ておらず、波乱の可能性は低いと考えていい。
過去10年の傾向【ステップ】
クイーンS組が[2・2・3・21]で3着以内の数は最多。複勝率25%は高くないが、約2カ月半と出走間隔も手頃で結びつきの強いステップ。[2・2・1・4]の関屋記念組の好成績にも注目が必要で、複勝率はクイーンS組をはるかに凌駕する56%をマークする。
リステッドも含めたOP特別組が[3・1・0・11]、3勝クラス組が[2・1・0・15]で、前走が重賞以外でも割引は不要。
アイルランドT 過去10年のデータ
【出典】『中央競馬 重賞競走データBOOK 2025年度版』