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「台湾の至宝」日本ハム孫易磊が来日初先発、ソフトバンク大関友久は初の2桁狙う

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ソフトバンク大関友久と日本ハム孫易磊のインフォグラフィック,ⒸSPAIA

初ホールド、初セーブのソフトバンク戦で初先発


みずほPayPayドーム福岡で行われているパ・リーグ首位攻防3連戦。連敗で3ゲーム差をつけられ、後がない日本ハムは孫易磊(すん・いーれい)が来日初先発する。

台湾から来日2年目の今季は中継ぎで7試合に登板して1セーブ4ホールド、防御率2.57。6月11日に登録抹消後は二軍で先発テストを重ね、7月17日のイースタン・ヤクルト戦、同29日のイースタン・楽天戦で連続5回無失点と結果を残し、中12日で一軍初先発のチャンスが巡ってきた。

中学時代にポニーリーグワールドシリーズで優勝投手となり、中国文化大学を中退して2024年に育成契約で日本ハム入り。昨季は二軍で15試合に登板して2勝2敗、防御率3.86をマークした。

最速157キロのストレートに豊かな可能性を秘める「台湾の至宝」。今年5月22日に支配下登録され、同日のソフトバンク戦でプロ初登板初ホールドを記録すると、同27日のソフトバンク戦でプロ初セーブを挙げた。

相性の良いソフトバンク戦で先発マウンドを託され、思い切り右腕を振るしかないだろう。怖いもの知らずの20歳がチームの危機を救うか。

9勝3敗、防御率1.53の大関

一方、4連勝中のソフトバンクは大関友久が先発する。今季は17試合で9勝3敗、防御率1.53。前回8月3日の楽天戦で9勝目を挙げ、自身初の2桁勝利に王手をかけている。

日本ハム戦は7月2日に先発し、勝ち負けこそつかなかったものの7回5安打9奪三振1失点。防御率1.29、奪三振率11.57をマークしている。

開幕直後は出遅れたチームもついに首位を奪い、日本ハムに3差をつけて貯金26。首位攻防3連戦をスイープすれば栄光のゴールに向けて勢い付くことは間違いない。地元ファンの後押しを受け、大関の粘り強い投球が期待される。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

【パ・リーグ】
西武・渡邉勇太朗-楽天・岸孝之(ベルーナドーム)
ロッテ・A.ボス-オリックス・寺西成騎(ZOZOマリン)

【セ・リーグ】
巨人・戸郷翔征-中日・H.メヒア(東京ドーム)
ヤクルト・小川泰弘-DeNA・平良拳太郎(神宮)
広島・遠藤淳志-阪神・大竹耕太郎(マツダスタジアム)

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記事:SPAIA編集部

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