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<元夫の性癖に…ゾッ!>え、養育費が少ない!?「父さんにはオレが聞く」頼れる息子【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はアヤ、シングルマザーの会社員です。息子のハルマが生まれてすぐに、元夫のヤスヒロとは離婚しました。あのとき赤ちゃんだったハルマも今は中学2年生。思春期まっただなかではありますが、とても優しい子に育ってくれてありがたいかぎりです。なんなら私よりもずっとしっかりしているような気がします。さて最近になって、養育費がヤスヒロから満額払われていないことが発覚。勝手に減額するなんて腹が立ちます。するとハルマが、「オレが聞いてみる」と出かけていきました。

10年以上前に離婚を経験して、シングルマザーとして暮らしています。 現在は息子であるハルマと2人暮らし。ハルマもいつのまにか中2になり、家事などをよく手伝ってくれます。親の私が言うのもなんですが、心やさしい子に育ってくれました。 そんなある日、私がお金の管理をしていると、あることに気付きました。 元夫であるヤスヒロから振り込まれてくるはずの養育費が、なぜかいつもより少ない額なのです。

私はハルマに事情を話しました。

「お父さんからの養育費、払われてはいるんだけどいつもより額が少なくてね。電話したんだけど、繋がらなかったの」

すると、ハルマは次の面会のときに自分から父親に交渉してみると言ってくれました。私は、子どもにこんなことをお願いしていいものか……とも思いましたが、ハルマに任せてみることにしたのです。

しかし……父親との面会を終えて帰宅したハルマは、とても怒っていたのです。

ヤスヒロと離婚したのは10年以上前。 今まできちんと養育費が振り込まれていたのに、突然何の連絡もなく減額されていて驚いてしまいました。 どういうことかとヤスヒロに電話をするも、連絡がつきません。 私が困っていると、ハルマが「面会のときにオレが直接聞いてみる」と助け船を出してくれました。 中学生のハルマを頼るのは申し訳ない気もしましたが、今回はその申し出に甘えることに。 しかしハルマはウンザリした顔をして帰ってきたのでした。

再婚しルンルンの元夫「女の子はカワイイ」息子への責任は?

ハルマがヤスヒロのことを「オッサン」呼ばわりするのは初めてだったので、驚いてしまいました。 きっと怒っているということなのでしょう。ウンザリ顔のハルマに、ヤスヒロとの面会で一体なにがあったのか私はおずおずと聞きました。 すると、ハルマから語られたのは、びっくりしてしまうような話だったのです。

ハルマの話を聞いて、私はめまいがしました。 ハルマがしっかりしているからこそ、ヤスヒロの子どもっぽさが余計に際立ちます。私はハルマに対して改めて申し訳ない気持ちになってしまいました。そして私はあることを思い出したのです。それは私が妊娠中のときのこと……。

ヤスヒロからの養育費が減額されたことを受けて、ハルマが顔を突き合わせて直談判してくれました。 しかし当のヤスヒロはどこ吹く風。 「再婚して女の子のパパになれたから幸せ」 「女の子はお金がかかるけどそれがいい」 などと的を射ていないことばかり繰り返していたようです。 きっとヤスヒロとしては、「娘にお金がかかるから、ハルマの養育費は減額したい」ということを言いたかったのでしょう。しかしそれはあまりにも無責任です。腹が立って仕方ありません。

減額は許せない!元義母にチクると「立て替えるわ」……ホッ!

私はヤスヒロが養育費を勝手に減額してきたこと、電話やLINEに反応がないこと、そして直談判しても聞き入れてもらえなかったことなどを元義母に話しました。 元義母は電話口でとても驚いていました。 「とりあえず今回足りない分は私たちから支払うから、金額を教えてちょうだい。あとで私たちからも言っておく。特にお父さんからは厳しく言ってもらうわ。ほんとにごめんなさい。」 元義父はとても厳しい人で、ヤスヒロはとても怖がっています。

それからすぐに義母から振り込みがあり、私たちは満額分の養育費を手に入れることができました。ハルマにも説明すると、ホッとした顔をしていました。

それから養育費は振り込まれるものの、しばらくのあいだハルマにも私にもヤスヒロからの連絡はありませんでした。もちろん、面会の連絡もありません。 そんなある日、沈黙を守っていたヤスヒロから私宛に突然連絡がきたのです。

これ以上ヤスヒロに連絡してもらちがあかないと考えた私は、元義両親に相談をしてみることにしました。 元義両親たちは私たちが離婚したあとでもハルマのことをとても大切にしてくれているため、きっと私たちの味方になってくれるだろうと考えたのです。 私の思惑通り、元義両親はヤスヒロに働きかけてくれたようです。 当のヤスヒロはしばらく沈黙を守っていましたが、なんと突然私に連絡が。 「また3人で暮らさないか?」という予想外の連絡に、私は困惑するばかりでした。

慌てた義母から連絡「ブロックしてッ!」再び離婚をした元夫

なんとヤスヒロが離婚をしたというのです。あんなに幸せだと言っていたのに一体なにがあったのでしょう。

私はなんだかゾッとした気持ちを抱えながらも尋ねてみました。

聞くと……ヤスヒロは再婚相手の娘さんに異様に執着した行動をしていたそうなのです。

「ヤスヒロ、慰謝料を請求されたり大変みたい。あの子、昔から気が小さいから。でも、無視していいからね! あと、養育費が滞るようならまた教えてね! 必ず支払わせるから!」

私は思わず身震いをしました。 元義母との電話を終えるとすぐに、私はハルマに、ヤスヒロとは連絡を絶つように言いました。 実は、ハルマにも思うところがあったようです。すぐにヤスヒロをブロックしてくれました。

突然ヤスヒロから送られてきたLINEに、私は驚いてしまいました。 続いて電話をくれた元義母の話を聞いて、私はさらにビックリ。 なんとヤスヒロはまた離婚をしたそうなのです。 しかも離婚の理由は、再婚相手の娘さんに対するヤスヒロの不審な行動。 どうやらヤスヒロは、娘さんに対して必要以上にベタベタしたり、お風呂を覗こうとしていたのだとか。 どういった目的があったのかはわかりませんが、元夫ながら恐ろしすぎます。 娘さんの心の傷になっていないことを祈るばかりですし、慰謝料などで誠意を示してほしいとも感じます。 今後も金銭面以外、ヤスヒロとはしっかり距離をとっておこうと思います。

【息子の気持ち】父さんが女の子パパに!……オレはいらないの?

オレはハルマ。中2です。うちの家は両親がオレが小さいときに離婚をしていて、オレは母さんとふたり暮らしをしています。母さんはたまに「お父さんがいなくてごめんね」なんて言いますが、母さんがオレのことを大切にしてくれているのが伝わっているので、父親がいなくて寂しい思いをしたことなんてほとんどありません。ときどき父さんに面会をすることもあります。あまりオレに興味がなさそうですし、オレもそこまで嬉しいわけではないのですが、親子なので一応会うことにはしています。

父さんとはときどき面会をしますが、最近は父さんはあまりオレには興味がないみたい。不思議に思っていましたが、父さんがふとこぼしたひと言でピンときました。

そうか……父さんとしてはオレが女の子だったら良かったんだな。成長するにつれて興味がなさそうな態度が増えたのは、これが原因だったのか……。

とはいえ親子ですから、このまま会わなくなるのも寂しい気がしました。

せっかく会うなら楽しくすごしたい。

オレは面会の際の父さんとの時間を盛り上げるために、父さんが好きなサッカーやスマホゲームの話を積極的にするようになりました。

すると、前よりはつまらなそうな顔をすることが減ったような気がします。

そんなある日、母さんから「急に養育費が減らされた」と聞かされました。ビックリしたオレは父さんに直接話をすることに。

すると……。

「娘ができたからお前に出す金はない」という内容のことを言われたのです。

「血の繋がり」とか言うつもりはないけどさ……そんなのあんまりじゃないか。オレだって父さんの子じゃないのかよ!

面会中、急に席を立った父さんを慌てて追ったけれど、見つけられませんでした。オレは涙が止まらなくなりました。

減額された養育費は、代わりにじいちゃんたちが支払ってくれたそうです。

小さいころに両親が離婚をして、ずっと母さんとふたり暮らしをしてきたオレ。 父さんとはときどき面会していたけれど、最近はいつもオレに興味がなさそうだった。 どうやら父さんは女の子が欲しかったようで、小さいころ楽しそうに会っていたのはオレがまだ女の子のように見えていたから。 そんな父さんが最近再婚をして、娘ができたのだとか。 父さんにとって「用なし」になったから、養育費を減らされたと知ったオレは愕然。 これまで興味を惹くような話題をふってみたり、やりたくもないゲームを教えてほしいと頼んでみたり、それなりに楽しくすごせるよう努力していたというのに……。 あまりの腹立たしさに決別を決意しました。

知りたいけど……怖い!父さんとはもう会わない

「これ以上、父さんと関わるのはやめよう」 そう思っていた矢先、母さんが血相を変えてオレに話しかけてきました。 「お父さんの連絡先をいますぐ、ブロックしてほしいの」 オレはなんだかすごく嫌な予感がして「なにがあったの?」と言ったけれど、自分で聞き返したにもかかわらず、母さんの返事を聞くのが怖くなりました。母さんは悩んでいました。 母さんの血の気の引いた顔から、きっととんでもないことが起こったと思いました。そして母さんは、オレがそれを聞いたら傷つくと感じているのでしょう。 「いまは言えない」 それが母さんの答えでした。

「オレもブロックしようか迷ってたところだったんだ。今すぐするよ」 母さんの目の前で父さんの連絡先を、ブロックと着信拒否をすると、母さんは少しだけホッとした顔をしていました。 父さんとは、もう会いたいとは思いません。

母さんから「お父さんのことをブロックして」とすごい剣幕で言われたときには、一体何があったのかとビックリしてしまいました。 詳しくは伝えられませんでしたが、とんでもないことをしてしまったのだとうっすら感じました。 父さんに幻滅していたときだったから、決別する踏ん切りがつきました。 ショックは意外と少なかったです。 父さんとはこれから関わることなく生きていき、オレの心を守ろうとしてくれた人を大切にしていこうと思います。


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