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「心技体磨き」ポンプ車操法全国大会へ 一見知事から激励 伊賀市消防団

伊賀タウン情報YOU

一見知事(前列中央)を囲む伊賀市消防団の選手・幹部ら=津市広明町で(伊賀市消防団提供、2枚とも)

 10月12日に宮城県利府町で開かれる「第30回全国消防操法大会」のポンプ車操法の部に三重県代表として出場する伊賀市消防団(杉本佳也団長)の選手と幹部が9月3日、一見勝之知事を表敬訪問し、県大会での優勝報告と全国大会への決意を伝えた。

 7月に鈴鹿市の県消防学校であった県消防操法大会ポンプ車操法の部では、選手5人が長さ20メートルのホースを3本ずつ2線延長して放水し、2つの的(火点)を落とすタイムや動作・号令の正確さなどを競い、伊賀市は出場5チーム中1位となった。

 同市では昨年10月以降、市内10分団から集まった選手候補の団員14人が週2日、経験者の団員や消防職員から指導を受けて夜間や休日に練習に励み、3月末に7人に絞ってからは週4日の練習に打ち込んだ。県大会後も盆明けから、全国大会に登録できる6人の体制となり、練習を続けている。

 選手らはこの日午前11時から、小型ポンプの部で県大会を制した亀山市消防団とともに津市広明町の県庁を訪問。一見知事から「全国大会では三重県を背負って頑張ってほしい。プレッシャーに負けないよう日頃の訓練の成果を発揮してもらえたら」と激励を受けた。

一見知事に決意を伝える中林さん=同

 続いて県庁前で行われた壮行会では、キャプテンで指揮者の中林謙太さん(伊賀分団)が「三重県の代表として誇りを持ち、日頃培った訓練の成果を遺憾無く発揮し、関係各位の声援に応えるべく心技体を一層磨くとともに、団結をより強固にし、栄光を目指して更に精進することを誓います」と決意表明をした。

 2年ごとに開かれる全国大会には、各都道府県の代表チームがポンプ車・小型ポンプのいずれかの部門に分かれて出場する。伊賀市がポンプ車操法の部に出場するのは2006年以来で、過去には合併前の伊賀町消防団が1974年に2位に入ったことがある。同市は小型ポンプの部で2016年に全国優勝、19年には女性団員によるチームが全国女性消防操法大会で優秀賞(4位)に輝いている。

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