認知症の疑似体験！啓発イベント「知ろう！認知症」2月23日開催（要予約）【我孫子市】
65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれる2025年が迫っています。
千葉県福祉ふれあいプラザでは、2月23日（金・祝）に啓発イベントを開催。
認知症を知って安心して暮らせる社会づくりを。
多くの人に来て見て感じて知ってほしい
けやきプラザ内にある千葉県福祉ふれあいプラザは、過去10 回以上、ほぼ毎年認知症啓発イベントを開催しています。
2025年には65歳以上の5人に1人が認知症になるといわれており、認知症は決して人ごとではありません。
今年1月1日には、希望を持って暮らせる社会づくりのための「認知症基本法」も施行されました。
今回のイベントでは、けやきプラザ2階ふれあいホールで、2つの講演があります。
『アルツハイマー病になった母がみた世界』の著者でもある東京都立松沢病院名誉院長、齋藤正彦さんによる「認知症の理解と対応」と、静岡大学で情報学から支援技術の開発に取り組む石川翔吾さんの「仮想空間による認知症の人のこころや言動の理解」です。
VRとメタバースで認知症を体験しよう
第2ギャラリーでは、石川さんの指導の下、VR（バーチャルリアリティー）を使って、介護される側になったときの世界を体験できます。
また、メタバース（仮想空間内）では、認知症の人が感じているであろう「いろいろなものが人の顔に見える」「聞こえないはずの人の声が聞こえる」などを体験できます。
今回のイベントはすべて参加無料ですが、講演会、VR体験、メタバース体験、それぞれ定員があり、事前申し込みが必要です。
詳細は同プラザへ問い合わせ、またはホームページで確認を。
「不安」や「関心」が少しでもあるなら
けやきプラザ1階にある介護実習センターでは、常設で、高齢者疑似体験（うらしま太郎）や車椅子体験、介護用品の体験・相談ができます。
毎週金曜日の午前に開いている「地域の茶の間」では、おおむね60歳以上の誰でも無料で参加でき、一緒におしゃべりを楽しみます。
介護や認知症の不安を一人で抱え込まず、ここで相談してみては。（取材・執筆／かと）
認知症啓発イベント「知ろう！認知症」 日時／2月23日（金・祝）午後1時30分～午後3時30分（開場午後1時） ※VRおよびメタバースの疑似体験は午前10時30分～午後6時30分（時間指定あり） 場所／けやきプラザ2階ふれあいホール、および第2ギャラリー 住所／千葉県我孫子市本町3-1-2、JR我孫子駅南口線路沿い 料金／参加無料（予約制）
問い合わせ 電話番号／04-7165-2886 FAX／04-7165-2882 千葉県福祉ふれあいプラザ介護実習センター （月曜休館、月曜祝日の場合は翌平日休館）
ホームページ／http://www.furepla.jp/