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ワカメで学ぶSDGs 体験教室に親子11人〈平塚市〉

タウンニュース

はさみでワカメを収穫する児童

ひらつか着地型観光推進委員会が主催する体験教室「Stop!地球温暖化平塚の海SDG,s」が3月16日に平塚漁港で開かれ、親子連れ11人が参加した。

ワカメの収穫体験などを通してSDGsを学ぶ教室。当日は市漁業協同組合の伏黒哲司さんが、地球温暖化の原因となる二酸化炭素を海藻に取り込ませる「ブルーカーボン」を解説し、子どもたちは同漁協が昨年12月に種付けしたワカメをはさみで収穫していった。

寒川町から家族で参加した清水映里さん(9)は「ヌルヌルして切るのが難しかった。ワカメが環境を守っていると知って驚いた」と話した。

収穫後はワカメや昆布をしゃぶしゃぶで試食。作業の合間には、たんぽぽミュージックスクール(浦川桃子代表)のサポートで廃材を使った楽器作成や英語学習を実施。学習した内容をビデオレターにまとめ、同じくSDGsに取り組むインドネシアの学校に送って活動の仕上げとした。

同会の田中純矢代表は「みなさんの協力のおかげで盛りだくさんの教室になった。体験を通じて平塚を好きになってくれたら」と思いを語った。

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