『28年後…』予告編で話題のゾンビ、キリアン・マーフィーではないことが判明
良かった、ゾンビ化したはいないんだ……。最新映画『28年後…』の予告編内にチラリと登場した屍は、キリアン・マーフィーによるものではないことが新たに判明した。英が報じた。
『28年後…』は、キリアン・マーフィー主演の2002年の映画『28日後...』の新たな続編作。人間を凶暴なゾンビ化に変貌させてしまうウイルスの感染拡大を描いたスリラー映画で、マーフィーは恐怖を生き延びる主人公ジムを演じた。
それから28年後を描く『28年後…』予告編で、マーフィーによく似たゾンビが登場したことから、「ジムは1作目の後にゾンビ化してしまったのではないか」との説が語られていた。
The Guardianが確認したところによれば、この屍はマーフィーによるカメオ出演ではなく、アンガス・ニールという名の別人が演じているものだという。ニールの本業は美術品商で、細い身体を活かしたモデル活動も行なっているようだ。本人の写真を見る限り、映像で見られる痩せこけた身体は、基本的にはニールによる自前のものと思われる。
https://www.ugly.org/2016/men/men-3/2823-angus-neill
ニールが語ったところによれば、同作への出演は監督のダニー・ボイルによる指名だったそう。「ダニーは、あの役には私をとずっと考えていたそうです。お会いしたら意気投合したので、引き受けることにしました」。
なお、マーフィーはこの『28年後…』に製作総指揮として参加しているが、出演者としてはクレジットされていない。本作は新たな3部作の第1作となっており、次回作『28 Years Later Part II: The Bone Temple(原題)』の方にはマーフィーがジム役で再出演するとされる。
Source:,