原作者・魚豊も絶賛「極上のワンカット本編映像」が公開『ひゃくえむ。』
劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』の物語を大きく動かす高校全国大会決勝のワンカット本編映像が解禁となった。
レース直前シーン冒頭56秒
今回解禁されたのは、大雨が降りしきる中で開催された高校全国大会男子100m決勝シーンの冒頭56秒。
雨が降りしきる競技場で、小学生以来の再会を果たしたトガシ(CV:松坂桃李)と小宮(CV:染谷将太)ら、集中した表情の選手たちがスタート地点に向かう。たった10秒で勝利と敗北が決まる100m走直前の凄まじい緊張感が伝わる映像となっている。
臨場感と緊迫感にあふれた全尺3分40秒のワンカットで描かれる本レースシーンは、ロトスコープ手法のもと、約1年間を費やして制作された。総作画枚数は約9800枚という岩井澤監督こだわりのシーンだ。
岩井澤健治監督は「実際に大会を観に行ったとき、選手が入場してアップをしたのちに各々が位置につくレース前の一連の動作にドラマ性を感じ、普通ならカットされるこの部分をあえて長回しで見せたら緊張感もみなぎって、劇場のスクリーンでも見応えがあり、この作品の売りになるのではないかと思いついたんです。この雨の中の全国大会を描いたワンカットで、本作でのロトスコープへの手応えも感じられました」と独自の制作に自信をのぞかせる。
さらに、原作者の魚豊は「スタートまでにたっぷり時間があるゆえの緊張感と、いざスタートしたら一瞬で終了するこのシーンは、原作にはないからこそ意外かつとても印象的で。取り入れていただけて本当に良かったなと思っています」と絶賛。
9月21日まで9日間にわたって開催された「東京2025世界陸上」でも、紹介された選手のポージングが話題となったが、劇中でもトガシや小宮をはじめとした選手たちのリアリティあるパフォーマンスが見られる。
実は、本シーンにはプロアスリートもロトスコープ撮影に協力!北京五輪4×100mリレー銀メダリストのレジェンド・朝原宣治が、高校選手役として出演している。どの選手を演じたのか、映像中から探せるだろうか。
小学生時代では、恵まれた才能を持つトガシと、その背中を追いかける小宮という関係性の2人だったが、高校生となり、久々に肩を並べて走るこのレースの勝敗が物語を大きく動かしていくー。斬新なアニメーション表現を追求した本シーン、そしてトガシと小宮の命運がかかったレースの行方を、ぜひ映画館の大スクリーンで体感してもらいたい。
入場者プレゼント第三弾の配布も決定
さらに、本作の大ヒットを記念し、公開3週目の10月3日(金)より、入場者プレゼント「キャラクター名セリフ6カットステッカー」の配布が決定。
トガシ・小宮・仁神・財津・海棠のキャラクタービジュアルとロゴの6種類の絵柄が組み合わさった特別なステッカーで、数量限定となっている。
来場者特典内容
第三弾【キャラクター名セリフ6カットステッカー】
配布期間:10月3日(金)~無くなり次第終了
◆配布劇場:劇場アニメ『ひゃくえむ。』上映劇場 ※上映劇場はこちら
※数量限定のため、無くなり次第配布終了となります。
※お一人様一回のご鑑賞につき、入場者プレゼントを1つお渡しします。
※特典制作段階で生じる微細なスレや色ムラ、納品配布時に生じる軽微なシワやキズなど、ビジュアルイメージを損なわない差異が理由による特典の返品交換はお受けできません。
※「特典は非売品となりますので転売、内容の複写・複製などの行為は一切禁止となります。」
劇場長編アニメーション『ひゃくえむ。』は上映中