ストレスも負担も激減!園児の身支度と片付けアイデア【整理収納アドバイザー】
保育園や幼稚園に通う子どもを持つママたちにとって、朝の身支度や帰宅後の片付けをどう進めるかは悩みの種ですよね。特に忙しい朝は、思うように準備が進まないとストレスを感じることも少なくありません。でも、少しの工夫で子どもが自分でできるようになれば、ママの負担はぐっと減りますよ。今回は、身支度と片付けをスムーズに進めるための実践的なアイデアをご紹介します。
子どもの手の届く位置にひとまとめに収納
子どもの身支度に必要なアイテムは、すべて一か所にまとめましょう。
着替えをクローゼットやタンスの高い場所に置いてしまうと、どうしても大人が出し入れすることになります。
衣類やハンカチ、ティッシュなど、必要なものを全て子どもの手の届く位置に配置すると、子どもも取り出しやすくなりママの手間が省けます。
着替えは厳選&組み合わせて収納
選ぶ楽しさも大切ですが、子どもは選択肢が多すぎると混乱することも。
着替えを厳選して数を減らし、あらかじめトップスとボトムスを2〜3セット組み合わせて収納しておきましょう。
子どもが取り出すときに「これを着ればいいんだ!」と明確になり、時間の短縮にもつながります。
ポケットアイテムも一緒に収納
ハンカチやティッシュなど、ポケットに入れる小物も洋服と一緒にしまっておきましょう。
着替える際に一緒に準備できれば探す手間がなくなり、スムーズに支度ができますよ。
フックで上着やカバンを定位置に収納
小学校に入る前の子どもにとっては、ハンガーを使った収納は少し難しい場合もあります。
そのため、上着やカバン、帽子などはフックを使って壁掛けにする方法がおすすめです。
自分で掛ける動作が簡単になるだけでなく、「帰ってきたらここに戻す」という習慣も身につきやすくなりますよ。
子どもが支度しやすい仕組みで自立を促す
朝や帰宅後の忙しい時間帯は、ついつい「早く着替えなさい!」「なんで片付けないの!」とイライラしてしまいますよね。しかし、アイテムをひとまとめにして定位置を作り、子どもが扱いやすい仕組みに変えれば、朝の準備がスムーズになり片付けの習慣も身につきます。
子どもの「自分でやりたい」という気持ちを大切に、さらにママの負担も減らして、毎日の身支度や片付けを親子ともに楽しいものにしましょう。
◆整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーター / 福島レイナ
子どもの頃から部屋の模様替えが好きで、大学では環境心理学を専攻。空間が人に与える心理的影響について学ぶ。
大学卒業後はキッチンのショールームでアドバイザーとして勤務。新築・リフォームのプランニングや展示会のナレーター、セミナー講師等も務める。
子育てのため退職してからは、自分と家族に使いやすい収納・動線を日々研究中。
4人の子どものママ。