妙高市志の木造建築工事業「Reve Bois Michel」が破産へ 負債は約1億9000万円
新潟県妙高市志の木造建築工事業「Reve Bois Michel(レーブ・ボワ・ミシェル)」(資本金800万円)が2024年12月10日に新潟地裁高田支部より破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンク上越支店によると、負債は約1億9000万円と推定される。
《画像:妙高市志の「Reve Bois Michel(レーブ・ボワ・ミシェル)」》
同社は2013年9月に創業し、2022年11月に法人化した。木造建築工事業のほか、インテリア雑貨の販売、枝豆の生産販売、ファストフード販売、イベント企画・運営などを手掛けていた。代表が起業前の設計事務所での経験を生かし、デザイン性の高い注文住宅を提供し、2022年5月期には年売上高3億7300万円を計上していた。
しかし、資材価格高騰の影響から採算は取れていなかった。さらに、代表に対する未収入金、関係会社への立替え金など本業以外への資金流出が多く、資金管理面で課題があり、以前から取引先への支払いの遅れも聞かれ、厳しい資金繰りとなっていた。2024年5月期は減収となり、大幅な欠損となったことから、先行きの見通しが立たず、今回の措置となった。
負債は2023年5月期末時点で約1億9000万円だが、今後変動する可能性があるという。