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雨の中ゴール目指し力走 「第25回高田城ロードレース大会」2300人がエントリー

上越タウンジャーナル

新潟県上越市の高田城下を走る「第25回高田城ロードレース大会」(上越市など主催)が2024年6月2日、同市本城町の高田城址公園陸上競技場を発着点に開かれた。全国29都府県から2300人がエントリー。あいにくの雨に見舞われたが、ランナーたちは沿道からの声援を受けながら完走を目指した。

《画像:雨の中スタートするハーフランナー》

大会はハーフ、10km、5km、3kmの4コースがあり、北は秋田県から南は沖縄県までの男性1782人、女性518人がエントリーした。大会最高齢は5kmに出場した長岡市の85歳男性で、女性最高齢は5km出場の上越市の82歳女性だった。

例年コースによってスタート場所が異なっていたが、今年は陸上競技場に統一。参加人数の多いハーフのみ、時間差でスタートするウェーブスタート方式で行われた。

《画像:高田城址公園周辺などを駆け抜けた》

《画像:小学生と大人がペアで走ったファミリーの部》

午前7時30分にハーフから順次スタート。ハーフランナーは陸上競技場を出ると司令部通りを通って本町通りを北上。上越市役所を過ぎると山麓線を南下し、中田原から寺町などを駆け抜けた。

《画像:笑顔でゴールを喜ぶランナー》

全コースがスタートを終えた午前8時の高田の気温は16.4度。朝から降り続いた雨も一時止み、ランナーたちは家族や地域住民の応援を受けて力走した。ゴールでは両手を上げるなどして完走を喜んだ。ゴール地点ではコロナ禍で中止していたタケノコ汁の振る舞いが5年ぶりに行われ、ランナーたちの体を温めた。

《画像:5年ぶりに行われたタケノコ汁の振る舞いには長蛇の列が出来た》

《画像:正善寺工房が約2000人分を調理できる大鍋で提供》

市立高田西小学校5年生の女児(10)は「足の感覚がなくなるくらい頑張った。練習より早く走れた」と笑顔だった。

ハーフでは上越市出身で東京都調布市の理容師の男性(35)が1時間10分3秒で1位に輝いた。3年連続出場し、念願の1位に「うれしい。途中雨も止んで涼しく走りやすかった。沿道から老若男女さまざまな方に声をかけてもらい、応援が温かかった」と話していた。

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